非通知の電話がかかってきたとき、どのように対応していますか?
知らない番号や非通知の着信は無視することが多いですが、「誰からの電話なのか」と気になることもありますよね。
ここでは、非通知の電話の発信者を特定できるのか?対応策について解説します。
非通知の発信元はスマホでは判明しない
どれほど高性能なスマートフォンでも、非通知でかかってくる電話の発信者を特定することはできません。
その理由は、以下の3つの通信システムの仕組みにあります。
1. 非通知発信の仕組み
日本の電話システムでは、発信時に「184」を付けることで、電話番号を相手に表示しない設定が可能です。
この仕組みは、携帯電話会社(ドコモ・au・ソフトバンクなど)や固定電話を問わず共通して適用されます。
発信元の情報は通信局に送られますが、受信側の端末には表示されないようになっており、一般の利用者が発信者を確認することはできません。
2. 情報保護の厳格なルール
非通知発信の情報は通信会社のデータベースに記録されますが、これらの情報は厳重に管理されており、外部からアクセスすることはできません。
たとえ特別なアプリやソフトを使ったとしても、個人がこの情報を取得することは不可能です。
また、これらの情報を不正に取得しようとする行為は、法律に触れる可能性があります。
3. 法的な制約
電話番号は個人情報にあたるため、通信事業者が無断で開示することはありません。
発信者の情報を取得できるのは、警察などの公的機関が正式な手続きを経て捜査を行う場合に限られます。
そのため、一般の人が非通知の発信者を特定する手段はないのが現状です。
非通知の電話の発信者
非通知でかかってくる電話の発信者を特定することはできませんが、傾向を分析すると、次のようなケースが考えられます。
1. 詐欺・勧誘の可能性
詐欺グループが身元を隠すために非通知を利用することは珍しくありません。
特に、お金や個人情報を要求する電話には十分な注意が必要です。
2. 嫌がらせやストーカー行為
繰り返し非通知の電話がかかってくる場合、嫌がらせやストーカーの可能性もあります。
このような場合は、着信拒否設定をするか、警察に相談することをおすすめします。
3. 企業や営業電話
一部の企業では、電話営業やアンケート調査などの目的で非通知を利用することがあります。
しかし、正規の企業であれば、名乗らずに話を進めることは少ないため、不審な電話には警戒しましょう。
非通知電話対策
現在の技術では、非通知でかかってくる電話の発信者を特定することはできません。
しかし、そうした着信が迷惑に感じることも少なくないでしょう。
非通知電話への効果的な対応方法を紹介します。
非通知の電話には出ないのが基本
非通知の電話がかかってきた場合、最も安全な対策は「電話に出ないこと」です。
なぜなら、こうした着信は詐欺や嫌がらせ目的である可能性があるため、不用意に応答するとリスクが生じます。
特に、就職活動中などで重要な電話を逃したくない場合でも、非通知の着信には慎重に対応することが大切です。
また、電話に出ることで、声や話し方から年齢や性別を推測される恐れもあります。
特に高齢者や若い女性の場合、ターゲットにされるリスクが高いため、十分に注意しましょう。
非通知の電話を自動的にブロックする
非通知の着信に出るつもりがなくても、うっかり応答してしまうことはあるかもしれません。
また、頻繁に非通知電話がかかってくるとストレスになります。
そこで、以下の方法を活用して、自動でブロックするのが有効です。
1. スマホの標準機能を使う
iPhoneやAndroidスマホには、非通知の着信を拒否する機能が備わっています。
この設定を有効にすると、非通知の電話がかかってきても着信音が鳴らず、誤って出ることを防げます。
2. 携帯キャリアのサービスを活用
主要な通信会社(ドコモ、au、ソフトバンク)では、非通知の着信を自動で拒否するサービスを提供しています。
・ドコモ・au → 無料で利用可能
・ソフトバンク → 月額110円
このサービスを使うと、非通知の電話はそもそも着信履歴にも残らなくなるため、記録を残したくない場合に最適です。
3. 迷惑電話対策アプリを導入
非通知電話だけでなく、知らない番号からの迷惑電話を防ぐには、迷惑電話対策アプリを活用するのも一つの方法です。
これらのアプリを使うと、電話番号が通知されている場合には、発信元の情報を確認しつつ、不要な着信をフィルタリングできます。
非通知の電話に出る場合の注意点
基本的には非通知の電話には出ない方が良いですが、どうしても相手を知りたい場合には、慎重に対応する必要があります。
1. 個人情報は伝えない
電話に出た際、うっかり名前を名乗ってしまうことがありますが、これは避けるべきです。
相手がどこの誰なのかを確認する前に、自分の情報を伝えることはリスクにつながります。
2. 相手の情報を先に確認する
非通知の電話に応答した場合は、相手に名乗るよう求め、どこの誰なのかを確認しましょう。
例えば、「どちら様でしょうか?」と尋ね、企業名や所属、用件を明確にしてもらうことが重要です。
3. 冷静に対処する
万が一、詐欺や悪質な勧誘の電話だった場合でも、感情的にならず冷静に対応しましょう。
強引な要求をされた場合は、すぐに通話を終了することが大切です。
4. 危険を感じたら警察に相談
執拗に非通知の電話がかかってきたり、脅迫めいた内容だったりする場合は、警察に相談するのが賢明です。
「#9110」(警察の相談専用ダイヤル)を利用すれば、適切なアドバイスを受けられます。
→警察に対する相談は警察相談専用電話 「#9110」番へ | 政府広報オンライン
まとめ
非通知の発信者を特定することはできないが、対策は可能です。
非通知電話に悩まされている場合は、以下の対策を試して、安心できる環境を整えましょう。
非通知電話対策
・非通知の電話には出ない
・非通知の着信をブロックする
・やむを得ず応答する場合は慎重に対応する
・不審な電話が続く場合は警察に相談する