山口県下関市と福岡県北九州市門司区の両岸で同時に開催される「関門海峡花火大会」は、西日本エリアで屈指の規模を誇る人気イベントです。
毎年8月13日に行われ、2025年も例年通り開催予定。
約15,000発の花火が関門海峡の夜空を鮮やかに彩り、幻想的な光景が広がります。
ここでは、「関門海峡花火大会」の穴場の観覧スポットや駐車場情報等を紹介します。
関門海峡花火大会2025│基本情報
【基本情報】
大会名 | 第38回 関門海峡花火大会 |
打ち上げ数 | 約15,000発(門司・下関合計) |
開催日程 | 2025年8月13日(水) ※小雨決行、強風(10m/s以上)で中止 |
開催時間 | 20:00~20:30(門司側では19:40~開会式) |
例年の人出 | 約105万人(門司・下関合計) |
有料席 | あり(協賛チケット制) |
会場アクセス | 【門司側】JR「門司港駅」から徒歩5分 |
【下関側】JR「下関駅」から徒歩20分 | |
駐車場 | なし(公共交通機関を推奨) |
公式サイト |
2025関門海峡花火大会|北九州市|門司区|花火大会 |
関門海峡花火大会公式サイト|下関会場 |
関門海峡花火大会2025│穴場
花火大会といえば混雑がつきものですが、迫力ある花火やロマンチックな夜景を堪能することができる穴場があります。
ここでは門司側・下関側のおすすめ鑑賞スポットを詳しく紹介します。
マリンゲートもじ
会場から徒歩圏内の「マリンゲートもじ」は、地元住民から長年愛されてきた定番スポット。
打ち上げ場所に近いため、目の前で大迫力の花火を体感できます。
メイン会場より人出が少ないので、レジャーシートを広げて落ち着いて観覧できるのが魅力。
ノーフォーク広場
和布刈(めかり)公園内に位置する「ノーフォーク広場」は、関門海峡を一望できる絶景ロケーション。
花火会場からは少し距離がありますが、下関側と門司側の花火を同時に楽しめる貴重なポイントです。
広々とした芝生や駐車場、トイレも完備され、家族連れにも安心。
風師山展望広場
門司港エリアの高台にある「風師山展望広場」は、夜景と花火を同時に眺められる穴場スポット。
会場から離れているため混雑が少なく、ゆったりとした雰囲気の中で観賞できます。
両岸の花火を一望できるため、カメラ愛好家にも人気です。
彦島南公園
下関市彦島地区の高台にある「彦島南公園」は、関門橋を挟んで両岸から上がる花火をパノラマで楽しめます。
都会の喧騒を離れ、ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめ。
高台ならではの爽快な眺望と、混雑知らずの環境が魅力です。
火の山公園
標高268mの火の山山頂に位置する「火の山公園」は、下関エリア屈指の夜景スポット。
瀬戸内海や日本海、そして関門海峡を一望でき、両岸から打ち上がる花火を遮るものなく楽しめます。
夕方には混雑が予想されますが、展望台からのパノラマビューは圧巻。
特に夜景と花火が融合する瞬間は、まさに息をのむ美しさです。
巌流島
宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘で名高い「巌流島」は、関門海峡に浮かぶ小島。
下関の唐戸桟橋や門司港レトロから渡船でアクセスでき、混雑を避けながら海上ならではの大迫力の花火を楽しめます。
海風を感じながら、両岸から上がる花火の競演を間近で堪能できる贅沢な時間が過ごせます。
訪れる際は、船の運行スケジュールや帰りの便を事前に確認しておくことが大切です。
駐車場情報
会場周辺には一般向け駐車場がほとんどなく、花火大会当日は広範囲に交通規制がかかります。
公式にも公共交通機関の利用が強く推奨されています。
それでも車で来場する場合は、会場から離れた駐車場を利用し、JRやバスで移動する方法が安全でスムーズです。
駐車場名 | 台数 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|---|
下関市役所駐車場 | 約200台 | 1時間200円 / 最大800円(12時間) | 会場まで徒歩15〜20分。早い時間に満車になる傾向。 |
市営赤間駐車場 | 約300台 | 1時間100円 / 最大600円(12時間) | 広めだが交通規制区域に近く、出庫制限あり。 |
市営細江町駐車場 | 約510台 | 1時間100円 / 最大600円(12時間) | 16時〜23時は道路封鎖のため、帰りが遅れる可能性あり。 |
臨時駐車場(例年設置) | - | 無料〜500円程度 | 下関駅や市役所周辺に開設される場合あり。公式発表要確認。 |
小倉駅〜門司港駅間は電車が5分間隔で運行されており、
公共交通機関を利用したアクセスが最も効率的です。
屋台グルメ情報
「関門海峡花火大会」では、地元食材を使ったグルメや夏祭り定番メニューが楽しめる屋台が多数出店します。
2025年は以下の5カ所に設置予定です。
- 下関側:あるかぽーと会場・岬之町埠頭付近
- 下関側:カモンワーフ会場
- 下関側:唐戸市場前会場
- 門司側:関門海峡ミュージアム周辺
- 門司側:門司港レトロの大通り
出店時間は12:00〜21:00。
夕方以降は混雑するため、
昼間のうちに屋台巡りを済ませておくのもおすすめです。
美味しい食事と迫力の花火で、忘れられない夏の思い出を作りましょう。
まとめ
「関門海峡花火大会2025」は、西日本最大級の花火イベントとして多くの来場者を魅了します。
混雑を避けたい方は、今回紹介した穴場スポットや離れた駐車場の活用がおすすめです。
また、屋台やご当地グルメも楽しめるため、早めに行動することで花火も食も満喫できます。
公式情報や最新の交通規制、渡船の時刻表などは必ず事前に確認し、安全で快適な花火観覧を楽しんでください。