鹿児島の夏を代表する一大イベント「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」は、九州でもトップクラスの規模を誇る花火大会です。
毎年多くの観光客が訪れ、夜空を華やかに彩る15,000発もの花火が錦江湾を照らします。
特に、桜島をバックに打ち上げられる花火は圧巻で、その幻想的なコントラストはここでしか味わえない絶景といえるでしょう。
2025年で第23回を迎える今回は、彩り豊かな創作花火や迫力あるスターマイン、恒例の二尺玉同時打ち上げに加え、音楽と融合したダイナミックなフィナーレが予定されています。
まさに一瞬も見逃せない豪華プログラムです。
来場者数は例年およそ15万人と大規模なため、混雑対策も欠かせません。
ここでは、比較的混雑を避け観覧できる穴場や駐車場情報等を紹介します。
かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会2025│基本情報
【基本情報】
イベント名 | 第23回 かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会 |
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開催日 | 2025年8月23日(土) |
開催時間 | 19:30 ~ 20:30(約60分間) |
打ち上げ場所 | 鹿児島港本港区 |
打ち上げ数 | 約15,000発 |
例年の人出 | 約150,000人 |
アクセス | 【電車】JR「鹿児島駅」より徒歩15分 |
有料観覧席 | あり |
駐車場 | なし(公共交通機関の利用推奨) |
交通規制 | あり |
屋台 | 多数出店予定 |
公式サイト | かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会 公式サイト |
かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会│穴場
サコッピ, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons
「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」は毎年多くの来場者で賑わうため、混雑を避けつつ快適に花火を観賞したい方に向けて、知る人ぞ知る“穴場スポット”をご紹介します。
ゆったりと花火を楽しみたい方や、写真撮影にこだわりたい方に特におすすめです。
石橋記念公園
会場から近く、迫力ある打ち上げ花火を間近に楽しめる定番の穴場。
公園内には石橋記念館など観光スポットもあり、花火以外の時間も充実して過ごせます。
混雑はある程度予想されますが、早めに訪れれば比較的良い場所を確保可能です。
【アクセス】:市電鹿児島駅から徒歩約10分/カゴシマシティビュー石橋記念公園前下車すぐ
多賀山公園
標高のある高台から錦江湾と桜島、そして夜空に咲く花火を一望できる人気スポット。
市街地からもアクセスしやすく、夜景と花火を一緒に楽しみたい方に最適です。
写真撮影の名所としても知られていますが、人気エリアは早めの場所取りがおすすめです。
【アクセス】:JR鹿児島駅から徒歩約15分
かんまちあ(上町の杜公園)
JR「鹿児島駅」のすぐそばにある複合施設で、利便性抜群の穴場。
打ち上げ地点に近く、花火の迫力を十分に堪能できます。
一部の低い花火が見えにくい場合はありますが、広々とした敷地でゆったり観賞可能。
トイレなど設備も整っており、ファミリー層にもおすすめです。
【アクセス】:JR鹿児島駅・市電鹿児島駅前から徒歩1分
桜島溶岩なぎさ公園
雄大な桜島のふもとに位置する「桜島溶岩なぎさ公園」は、花火をゆったりと鑑賞できる隠れた名所です。
海を隔てて眺める花火は視界を遮るものがなく、夜空に広がる大輪の花と水面に反射する光が幻想的な雰囲気を演出します。
特にカップルや写真撮影を楽しみたい方に人気で、落ち着いた環境でゆっくり過ごしたい方におすすめです。
公園内には全長100メートルもの足湯が整備されており、日没前には温泉気分を味わいながらリラックスすることも可能。
花火鑑賞と一緒に観光気分も楽しめるため、旅行者にもぴったりのロケーションです。
【アクセス】:桜島港フェリーターミナルから徒歩約10分
桜島自然恐竜公園
家族連れに特におすすめの穴場が「桜島自然恐竜公園」です。
高台にあるため視界が開けており、桜島や錦江湾を一望できる抜群のロケーションが魅力。
打ち上げ会場からやや離れている分、人出が少なく、落ち着いた雰囲気で花火を楽しめます。
園内には恐竜を模した大型遊具が設置され、子どもたちが飽きずに過ごせる工夫がされています。
広い芝生スペースではピクニック感覚で観賞でき、展望台からは夜景と花火を同時に撮影することも可能です。
【アクセス】:桜島港フェリーターミナルから徒歩約15分
駐車場情報
花火大会当日は、会場周辺に一般来場者用の駐車場は設けられていません。
車での来場は避け、公共交通機関の利用が推奨されています。
なお、15:00~22:30の時間帯には周辺道路に交通規制がかかるため、自家用車での移動は大変不便となります。
鹿児島市内各所から発着するシャトルバスや市電・JRを利用するとスムーズにアクセス可能です。
屋台グルメ情報
花火大会の楽しみのひとつが屋台グルメ。
会場周辺の北ふ頭有料観覧席エリアや一部会場エリアでは、16:30~20:30の時間帯に多くの屋台が出店します。
メニューは定番のお好み焼き・焼きそば・たこ焼き・焼き鳥・唐揚げに加え、フランクフルトや牛すじ煮込み、じゃがバター、
さらに夏の風物詩であるかき氷など、多彩なグルメが勢ぞろい。
地元ならではの味も楽しめるので、花火と一緒に堪能したいところです。
まとめ
ここでは「かごしま錦江湾花火大会2025」の開催概要、アクセス方法、駐車場や交通規制、屋台グルメ情報、さらに混雑を避けて楽しめるおすすめ穴場スポットをご紹介しました。
約1万5千発の花火が錦江湾の夜空を彩り、桜島を背景にした壮大なスケールは圧巻。
特に二尺玉の同時打ち上げや音楽とシンクロするフィナーレは必見で、観る人すべてを魅了します。
有料席を確保してゆったり楽しむのも良し、穴場スポットから夜景とともに鑑賞するのも良し。
ぜひご家族・ご友人・恋人と共に、この夏最高の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。