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築城基地航空祭2025│見える場所・見どころ・駐車場

2025年11月30日(日)、福岡県築上町に位置する航空自衛隊築城基地にて、「令和7年度 築城基地航空祭」が開催されます。

今年の注目は、全国の航空ファンから高い人気を誇るブルーインパルスの展示飛行。

ダイナミックなアクロバット飛行が予定されており、毎年多くの来場者を魅了しています。

ここでは、「築城基地航空祭2025」の見える場所のほか、見どころや駐車場・アクセス情報、さらに観覧時の注意点について詳しくまとめました。

 

 

築城基地航空祭2025│開催概要

 

【築城基地航空祭 概要】

イベント名称 令和7年度 築城基地航空祭
開催日 2025年11月30日(日)
一般公開時間 午前8時00分~午後3時00分(予定)
会場 航空自衛隊 築城基地
入場料 無料
アクセス JR日豊本線「築城駅」~ 徒歩約10分
駐車場 なし(基地外に臨時駐車場設置予定)
関連サイト 築城基地|防衛省 [JASDF] 航空自衛隊
公式x(旧Twitter) 航空自衛隊 築城基地 (@jasdf_tsuiki) / X

画像出典:航空自衛隊 築城基地 (@jasdf_tsuiki) / X

 

開門直後から多くの人が訪れるため、早めの来場をおすすめします。

特にブルーインパルスの飛行展示は午後のプログラムになることが多く、混雑がピークに達する時間帯です。

 

 

築城基地航空祭2025│見どころ

福岡県築上郡に位置する築城基地には、西部航空方面隊の主力部隊である第8航空団が駐屯しています。

九州北部の防空を担う重要な拠点として知られ、航空自衛隊の中でも高い練度を誇る部隊が集結しています。

第8航空団には、第6飛行隊(通称:ロクスコ)と第8飛行隊(通称:ハチスコ)の2つの戦闘機部隊が所属しています。

両隊ともF-2戦闘機を運用し、日々の訓練飛行を通じて航空防衛の最前線を支えています。

 

特に毎年開催される航空祭では、各飛行隊の記念塗装機が登場。

独自デザインの塗装を施したF-2が披露され、写真愛好家や航空ファンの間で話題になります。

 

また、両隊による編隊飛行の競演は、築城基地航空祭の最大の見どころのひとつです。

築城基地の航空祭や訓練では、新田原基地のF-15戦闘機や、米海兵隊岩国基地のMAG-12(第12海兵航空群)に所属する航空機が飛来することもあります。

これらの参加によって、国内外の航空機が一堂に会するダイナミックな展示飛行が実現します。

機体の多様さと迫力ある飛行シーンは、毎年多くの来場者を魅了しており、航空ファンにとって見逃せないイベントとなっています。

 

 

ブルーインパルス観覧│穴場スポット

航空自衛隊 築城基地で行われるブルーインパルスの展示飛行をより快適に楽しめる、地元で人気の穴場観覧スポットをご紹介します。

飛行範囲が広いため、混雑を避けつつ迫力満点の飛行を楽しめるエリアを厳選しました。

 

西八田漁港の堤防側

住所:福岡県築上郡築上町西八田829

築城基地までの距離:約100m

特徴:西八田漁港からさらに先に進んだ堤防エリア。視界が広く、写真撮影にも最適です。

 

松原展望台広場

住所:福岡県行橋市松原

築城基地までの距離:約200m

特徴:駐車場・トイレ完備。ペット同伴も可能で、家族連れにおすすめの展望公園です。

 

松原の墓地周辺

住所:福岡県行橋市松原

築城基地までの距離:約200m

特徴:静かで視界の開けた場所。お墓参りの方の迷惑にならないよう配慮しながら観覧しましょう。駐車場はありますが墓参用のため、近くの公園駐車場の利用が安心です。

 

メタセの杜

住所:福岡県築上郡築上町弓の師765

築城基地までの距離:約1.7km

特徴:退役した戦闘機が展示されており、F4戦闘機も間近で見られます。広い駐車場・トイレ完備で、地元野菜の直売も人気。比較的人が少ない狙い目スポットです。

 

 

築城基地航空祭2025│プログラム

飛行展示

今年も全国の航空ファンが注目する展示飛行が多数予定されています。

F-2・F-15戦闘機が機動飛行を実施するほか、競技曲技飛行チーム「ウィスキーパパ」が飛行します。

ブルーインパルスの飛行は11時35分開始予定です。

飛行展示スケジュール

08:30〜09:15 オープニングフライト F-2×6機
08:55〜09:15 救難展示 U-125×1機 UH-60J×1機
09:20〜09:30 航過飛行 T-4×4機
10:00〜10:10 飛行展示 OH-1×1機
10:15〜10:30 機動飛行 F-2×2機
10:35〜10:55 競技曲技飛行 ウィスキーパパ エクストラEA300× 1機
11:00〜11:15 機動飛行 F-15×1機
11:20〜11:30 飛行展示 T-7×1機
11:35〜13:15 ブルーインパルス
13:40〜14:00 模擬空対地射撃 F-2×4機

 

地上展示

築城基地ならではのF-2戦闘機をはじめ、航空自衛隊・陸自・海自・海上保安庁・民間機まで幅広い航空機が展示されます。

間近で見る迫力は圧巻です。

  • 航空自衛隊: ブルーインパルス、T-7、T-4、U-125A、U-4、UH-60J、F-15J、F-2、C-2、KC-46A、CH-47J
  • 陸上自衛隊: UH-1J、OH-1、V-22
  • 海上自衛隊: P-1
  • アメリカ海兵隊: C-12
  • 海上保安庁: ビーチ350
  • 民間機: ウイスキーパパ(エクストラEA-300)

 

その他プログラム

築城基地航空祭2025では、展示飛行や航空機の地上展示だけでなく、来場者が楽しめる多彩なステージイベントや体験型プログラムも多数用意されています。

航空ファンはもちろん、家族連れや子どもたちにも人気の催しです。

  • 福岡県立育徳館高等学校管弦楽部による生演奏
  • 航空学生によるファンシードリル(規律演技)
  • 警備犬による訓練デモンストレーション
  • 築城基地太鼓部による力強い太鼓演奏
  • 自治体や地域企業によるPRブース「まちのイチおし紹介コーナー」
  • お子さまに人気の「キッズ・カー運行」

航空祭は「見る」「聴く」「体験する」をすべて楽しめるイベントです。

地元高校生や自衛隊員による演出は毎年好評で、地域とのつながりを感じられる貴重な機会でもあります。

 

画像出典:航空自衛隊 築城基地 (@jasdf_tsuiki) / X

 

 

アクセス・駐車場情報

マーク・安田, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

築城基地航空祭では、混雑緩和のため公共交通機関での来場が推奨されています。

例年、JRやバス会社が臨時便を運行するため、事前に時刻表を確認しておきましょう。

 

電車でのアクセス

最寄り駅はJR日豊本線の「築城駅」です。

駅から基地正門までは徒歩約10分とアクセスも良好です。

航空祭当日は臨時列車が増便されるほか、駅周辺では誘導員による案内もあります。

 

駅を出て案内標識に従いながら進むと、基地正門まで安全に徒歩でアクセス可能です。

人の流れが多いため、迷うことはほとんどありません。

画像出典:航空自衛隊 築城基地 (@jasdf_tsuiki) / X

 

臨時駐車場

基地内に一般来場者用の駐車スペースはありませんが、周辺地域に臨時駐車場が設けられる予定です。

2024年は「日産自動車九州」などの施設が協力し、無料で利用できました。

一部の駐車場からは会場まで有料シャトルバスが運行されており、スムーズに移動できます。

 

駐車場の最新情報は築城基地の公式X(旧Twitter)で随時更新されるため、当日朝にチェックしておくと安心です。

2025年の駐車場情報はまだ発表されていませんが、詳細が分かり次第こちらの記事でも随時更新します。


以下の予約サイトを活用するのも便利です。

 

注意事項

来場時には手荷物検査が実施されます。

安全確保のため、下記の物品は持ち込み禁止です。

違反物が見つかった場合は、入門できない場合がありますので事前に確認しておきましょう。

 

持ち込み禁止品一覧

  • 三脚・脚立などの大型撮影機材
  • アルコール飲料・酒類
  • 刃物類、銃器、モデルガン、エアガン、スタンガンなどの危険物
  • 火薬・高圧ガス・可燃性物質・毒物などの危険物質
  • テント、ドローン、ラジコン機、キックボード、スケートボード等
  • ペット(介助犬を除く)
  • レーザーポインターなど光線を発する装置

 

会場内は多くの人で混み合うため、マナーを守りながら安全に楽しみましょう。

特に航空機へのレーザー照射は重大な安全妨害行為として厳しく禁止されています。

 

 

まとめ

「築城基地航空祭2025」は、航空ファンはもちろん、家族や友人とも楽しめる九州屈指の航空イベントです。

ブルーインパルスの華麗な飛行、F-2の迫力ある機動展示、地域に根差した演奏や太鼓演技など、見どころが盛りだくさん。

混雑を避けたい方は公共交通機関を利用し、天候に応じた服装と飲み物を準備しておくと快適に過ごせます。

最新情報は築城基地の公式X(旧Twitter)や防衛省の発表を確認し、早めの計画を立てましょう。

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