毎年6月5日に開催される「熱田まつり(尚武祭)」は、名古屋市の熱田神宮で行われる伝統的な行事のひとつで、年間を通じて特に重要な神事とされています。
クライマックスを飾る打ち上げ花火は、市民にとって夏の訪れを感じさせる風物詩として長年親しまれています。
6月4日には前夜祭も実施され、普段とは異なる活気ある神宮の雰囲気を味わえるのも魅力の一つです。
ここでは、「熱田まつり(尚武祭)」の開催日時、花火が見やすい穴場スポットや駐車場情報等について紹介します。
熱田まつり(尚武祭)花火大会2025|基本情報
【基本情報】
イベント名 | 熱田まつり(尚武祭) |
開催日 | 令和7年6月5日(木) |
開催時間 | 19:40~20:30頃 ※例祭は10:00~ |
開催場所 | 熱田神宮 本宮(奉納行事・境内、花火・神宮公園) |
打上数 | 約1,000発 |
アクセス | 【電車】名鉄「神宮前」駅徒歩約3分、地下鉄名城線(左回り「熱田神宮西」駅徒歩約7分 |
【車】名古屋高速3号大高線「堀田IC」・「呼続IC」より約10分 | |
駐車場 | なし |
有料観覧席 | なし |
ホームページ | 熱田神宮トップ |
熱田まつり(尚武祭)花火大会2025|穴場スポット
コヲダ, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
熱田神宮で行われる花火大会は、緑豊かな境内からでは見づらいこともあるため、少し離れた見通しの良い場所から観るのがポイントです。
ここでは、注目の観賞スポットを紹介します。
白鳥公園
熱田神宮公園の対岸に位置し、打ち上げ花火を正面から観賞できる絶好のロケーション。
広々とした園内は普段は静かですが、花火当日は早い時間から場所取り合戦が始まります。
おすすめは川沿いの遊歩道エリア。
建物に遮られず開放感があり、川風で多少涼しく過ごせるのも魅力です。
・最寄り駅:地下鉄名城線「熱田神宮西駅」4番出口より徒歩約14分
・駐車場:有料(約600台、1日700円)
神宮東公園
熱田神宮に近く、神宮前駅からも徒歩10分圏内の便利な立地。
白鳥公園ほどの混雑はなく、落ち着いて花火を楽しみたい方に最適です。
北側の芝生広場が特におすすめ。
視界が開けており、レジャーシートを敷いてゆったり観賞できます。
遊具もあるので、お子様連れでも安心です。
・アクセス:JR熱田駅、名鉄神宮前駅より徒歩約10分
・駐車場:11台分(9:00~17:00のみ利用可)
イオンモール熱田屋上
例年、花火大会当日は屋上が一般開放され、ゆったりと花火全体を見渡せる人気スポットです。
(今年度の開催の有無等については事前に公式サイト等にて確認ください)
間近での迫力には欠けますが、全体の打ち上げをしっかり楽しみたい方におすすめです。
ショッピングモールなので、飲食やトイレの心配がないのも大きな利点です。
・アクセス:JR・地下鉄金山駅より徒歩約15分(無料シャトルバスも運行)
・駐車場:3700台(3時間無料、以降30分ごとに200円・最大1000円)
屋台情報
6月4日・5日に開催される熱田まつりでは、神宮の境内を中心に数多くの屋台が立ち並び、訪れる人々の楽しみの一つとなっています。
昔ながらのベビーカステラやチョコバナナなどのスイーツ系から、香ばしいいか焼き、ジューシーなたこ焼き、牛串などのがっつり系までラインナップは豊富。
境内を歩きながらさまざまな味を楽しめるのもこの祭りの醍醐味です。
夕方以降は混雑が激しくなるため、気になる屋台がある場合は早めに訪れておくのが賢明です。
また、神宮周辺の伝馬町交差点付近の歩道にも多数の出店が並び、にぎやかな雰囲気に包まれます。
駐車場事情
まつり当日は、無料の駐車場は用意されていません。
熱田神宮の専用駐車場も利用できません。
そのため、来場の際は周辺のコインパーキングを利用する必要があります。
ただし、当日は特別料金になる場合もあるため、料金表示をよく確認しましょう。
駐車場名 | 料金 | 台数 | 徒歩 |
タイムズ熱田神宮北 [map] | 【通常】220円/40分 【最大】駐車後24時間550円 | 8台 | 13分 |
三井のリパーク 熱田神宮西駅前 [map] | 【通常】220円/40分 【最大】駐車後24時間600円 | 6台 | 15分 |
タイムズ白鳥公園 [map] | 【通常】300円/60分(以降100円/30分)【最大】500円 | 30台 | 20分 |
まとめ
年に一度の熱田まつりは、地域の人々と観光客が一緒に楽しめる一大イベントです。
昼間は屋台をめぐりながらお祭り気分を味わい、夜には空を彩る花火に心を奪われる――そんな一日を過ごしてみませんか?