久しぶりに使う口座から現金を引き出そうとした際、暗証番号を忘れてしまった経験はありませんか?
長期間使用していない口座だと、大切な番号も記憶から抜けてしまうことがあります。
もし暗証番号を間違えてしまった場合でも、焦る必要はありません。
正しい手続きを行えば、利用できるようになる方法があります。
暗証番号を複数回間違えるとどうなる?
ATMでキャッシュカードを使う際は必ず暗証番号の入力が必要です。
しかし、何度も誤入力すると、セキュリティ上の理由からカードが一時的にロックされます。
通常、一度や二度の間違いではロックされませんが、多くの金融機関では3回程度の間違いでロックがかかるようになっています。
この回数は銀行ごとに異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
間違えた回数をリセットする方法
暗証番号の入力ミスが重なった場合、以下の方法でリセットが可能です。
<正しい暗証番号を入力する>
一部のATMでは、正しい番号を入力すれば回数がリセットされます。
<窓口で手続きをする>
金融機関の店舗窓口で、本人確認書類を提示することでリセットが可能です。
また、ネットバンキングでは一定時間が経過すると自動で回数がリセットされるケースもあります。
困ったときは金融機関に問い合わせ、早めの対応を心がけましょう。
キャッシュカードがロックされたときの対処法
複数回連続で暗証番号を間違えてしまうと、キャッシュカードがロックされて使用できなくなることがあります。
この場合は、カードを発行した金融機関でロック解除の手続きを行う必要があります。
金融機関によって違いはありますが、以下の書類が一般的に必要です。
必要書類
・ロックされたキャッシュカード
・届け出印(金融機関に登録している印鑑)
・本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
金融機関によってはロック解除ができず、再発行手続きが必要となる場合もあります。
その際、手数料は1,000円程度かかり、新しいカードが届くまで10日前後かかることもあります。
まとめ
キャッシュカードの暗証番号は、入力ミスが重なると一時的に使えなくなり、解除や再発行に手間がかかることがあります。
最悪の場合、10日ほどカードが使えないこともあるため注意が必要です。
暗証番号を忘れてしまった場合は、早めに金融機関に相談して対応を進めましょう。
また、財産を守るためにも、暗証番号は記憶しやすく、かつ他人に知られないよう厳重に管理してください。