大阪の地で、伝統と革新が融合する大規模な駅伝イベントが開催されます。
「大阪・関西万博開催記念 EXPO EKIDEN 2025」は、1970年の大阪万博から半世紀以上の時を経て、再び開催される国際博覧会を記念した特別な大会です。
実業団チームと大学生チームが初めて同じ舞台で競い合うという画期的な試みや、大阪の名所を巡るユニークなコース設定など、見どころが満載。
ここでは、大会の概要や観戦に最適な穴場ポイント等を紹介します。
「EXPO EKIDEN 2025」大会概要
【大会概要】
イベント名 | 大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025 |
開催日 | 2025年3月16日(日) |
スタート時間 | 9:00 |
開催場所 | 大阪府(スタート:万博記念公園、ゴール:夢洲エリア) |
出場チーム | 実業団および大学選抜チーム(招待制) |
TV放送 | ABCテレビ・テレビ朝日系列全国ネットで生中継 |
公式サイト | https://www.expo-ekiden.com/ |
【出場チーム】
・大学 :全日本大学駅伝で上位8位以内に入ったチームと、関西学連選抜。
・実業団:ニューイヤー駅伝で上位に入った8チームと、実業団連合選抜。
大学 | 実業団 |
國學院大學 | 旭化成 |
駒澤大学 | トヨタ自動車 |
青山学院大学 | GMOインターネットグループ |
創価大学 | 住友電工 |
早稲田大学 | 富士通 |
城西大学 | 安川電機 |
立教大学 | Kao |
帝京大学 | ロジスティード |
関西学連選抜 | 実業団連合選抜 |
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参考「EXPO EKIDEN 2025」 エントリー&注目選手
3月16日に開催される「大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025」に向けて、2月18日に出場チームのエントリーメンバーが発表されました。 本大会には大学と実業団の強豪チームが参 ...
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コース&おすすめ応援ポイント
トップクラスの実業団と大学生ランナーたちが、1970年の大阪万博会場・万博記念公園から、2025年の大阪・関西万博会場・夢洲までの約55kmをタスキでつなぎ、栄光を目指します。
各区間には見どころが詰まっており、沿道での応援も楽しみのひとつです。
コース概要と応援におすすめのポイントを紹介します。
コース概要
【第1区】-8.9km-
万博記念公園東の広場前 → 吹田市立武道館前
大会のスタート地点は、1970年大阪万博の開催地・万博記念公園です。
公園内を約1周半走るコースで、序盤からスピード感あふれる展開が期待されます。
【第2区】-5.1km-
吹田市立武道館前 → 千里南公園前
けやき通りやさくら通りなど、緑豊かな吹田市内を駆け抜けるセクション。
千里南公園は、解説を務める高橋尚子さんが学生時代にトレーニングしていた場所としても知られています。
【第3区】-12.5km-
千里南公園前 → 中央公会堂前
大会最長となる12.5kmの区間。
大阪市内へと進むルートで、新御堂筋の南行車線をランナーが走るという前例のない試みが行われます。
都市の中心部を疾走する姿は圧巻です。
【第4区】-5.4km-
中央公会堂前 → 大阪城公園太陽の広場前
国の重要文化財・中央公会堂を背にタスキが渡され、大阪城へ向かう区間。歴史的な建造物が並ぶこのルートは、風情ある景色を楽しめるポイントのひとつです。
【第5区】-10.1km-
大阪城公園太陽の広場前 → 朝日放送前
銀杏並木が美しい御堂筋を南下し、大阪のランドマーク・道頓堀で折り返すコース。
華やかな大阪の街を象徴する区間で、沿道の応援にも熱が入ります。
【第6区】-4.7km-
朝日放送前 → 住友化学前
この区間は、直線が続くスピード勝負のコース。
短い距離ながら、各チームのエーススプリンターが激しい競り合いを見せるポイントです。
【第7区】-7.8km-
住友化学前 → 夢洲(大阪・関西万博会場)
終盤にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンの近くを通過し、アップダウンの激しい此花大橋・夢舞大橋へ。
最後の力を振り絞り、夢洲のゴールを目指します。
おすすめ応援ポイント
大会を楽しむなら、アクセスが便利で、選手たちの奮闘を間近で見られるポイントを押さえておきましょう。
駅近のおすすめ応援ポイントを紹介します。
第2中継所:千里南公園前
RSAの, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
・アクセス:大阪モノレール・北大阪急行「千里中央駅」から徒歩圏内。[map]
・見どころ:序盤の勝負所であり、選手のペース配分や戦略が見えてくる。
第4中継所:中央公会堂前
柿代, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
・アクセス:大阪メトロ「淀屋橋駅」から徒歩すぐ。[map]
・見どころ:大阪の歴史的建築物を背景にした美しいシーンを観戦できる。
第5区の折り返し地点:道頓堀周辺
・アクセス:大阪メトロ「なんば駅」から徒歩圏内。
・見どころ:観光地ならではの活気ある応援が楽しめるエリア。
第6中継所:住友化学前
・アクセス:大阪メトロ「朝潮橋駅」から徒歩圏内。
・見どころ:スピード勝負の短距離区間で、迫力ある競り合いが見られる可能性が高い。
観戦の際には、アクセスの良い駅近ポイントや、比較的人混みが少ない穴場を選ぶことで、より快適にレースを楽しむことができます。
各区間に特色があるため、観戦ポイントを選んで応援に出かけましょう。
交通規制情報
大会当日は、大阪府内の広範囲にわたって交通規制が実施されます。
スムーズに観戦するために、公共交通機関を活用し、事前にアクセス情報をチェックしておきましょう。
《規制日時》
2025年3月16日(日)(雨天決行)
8:55頃~12:00頃(予定)
《注意事項》
・駅伝コース周辺では、競技中の車両通行・駐停車は禁止されます。
・歩行者・自転車も原則としてコースを横断できません。
・迂回ルートを確認し、時間に余裕を持って移動しましょう。
《主な交通規制区間》
規制エリア | 規制時間 |
万博外周道路、千里けやき通り | 8:55~9:45 |
三色彩道、千里さくら通り | 9:00~10:00 |
新御堂筋南行車線(一部側道含む) | 9:15~10:30 |
御堂筋、中之島通、土佐堀通、玉造筋 | 9:35~11:15 |
北港通、此花大橋、夢舞大橋 | 10:30~12:00 |
交通規制のお知らせ(PDFファイル: 605.2KB)
大会の注目ポイント
1. 大阪の過去と未来をつなぐコース設計
本大会のコースは、1970年に大阪万博が開催された万博記念公園をスタート地点とし、市内の主要スポットを駆け抜けながら、2025年の大阪・関西万博の会場である夢洲へと続きます。
大阪の発展を象徴する道のりをたどることで、歴史と未来が交差する特別な体験ができるでしょう。
2. 実業団と大学生チームが初対決
この大会では、日本の駅伝界を代表する実業団の強豪と、将来のスター選手を擁する大学チームが初めて同じレースに挑みます。
世代を超えた競争が生み出す白熱したレースは、駅伝ファンにとって見逃せない瞬間となるはずです。
3. 大阪の魅力を再発見できるルート
全長約55kmのコースは、大阪の名所や歴史的スポットを巡る設計となっています。
応援する観客にとっても、大阪の多彩な風景を楽しみながらレースを観戦できる絶好の機会です。
4. 2025年万博への盛り上がりを後押し
本大会は、2025年に開催される大阪・関西万博の機運を高めるイベントの一つとしても注目されています。
地域全体で国際博覧会を盛り上げる契機となるでしょう。
まとめ
「EXPO EKIDEN 2025」 は、単なる駅伝大会ではなく、大阪の歴史と未来をつなぐ象徴的なイベントです。
実業団と大学生チームの初対決はもちろん、大阪の名所を巡るユニークなコース設計にも注目が集まります。
当日は広範囲にわたる交通規制が実施されるため、公共交通機関を利用し、事前のルート確認を忘れずに!
スポーツの力で大阪を盛り上げるこの歴史的な瞬間を、ぜひ現地で体感しましょう。