三重県熊野市の夏を代表する一大イベント「熊野大花火大会2025」は、2025年8月17日(日)19:00〜21:30に七里御浜海岸で開催予定です。
約1万発もの花火が熊野灘の夜空を彩り、鬼ヶ城を背景にした圧巻の演出は全国から訪れる観客を魅了します。
特に「鬼ヶ城大仕掛け」や「三尺玉の海上自爆」は、轟音と閃光が海岸一帯を包み込む名物プログラム。
花火が岩肌に反響する独特の迫力は、現地でしか体験できない醍醐味です。
ここでは、比較的混雑を避け観覧できる穴場の観覧スポットや駐車場情報等を紹介します。
熊野大花火大会2025│基本情報
【基本情報】
大会名 | 熊野大花火大会2025 |
---|---|
打ち上げ数 | 約1万発 |
例年の人出 | 約5万人 |
開催日 | 2025年8月17日(日) |
開催時間 | 19:00〜21:30(約150分) |
荒天時 | 8月19日、21日、26日、29日のいずれかに延期 |
有料席 | 協賛観覧席あり |
屋台 | 会場および周辺に多数出店 |
会場 | 七里御浜海岸 |
アクセス | 【電車】JR「熊野市駅」から徒歩5分 |
【車】紀勢自動車道「尾鷲北IC」から約50分 | |
駐車場 | 1日2,000円(一部3,000円) |
公式サイト | 熊野大花火大会 - 熊野市観光協会 |
熊野大花火大会2025│穴場
「熊野大花火大会」は大人気ゆえ、メイン会場周辺は開始前から大混雑します。
そこで今回は、無料で花火を楽しめる上、比較的落ち着いて観覧できる「穴場スポット」を詳しく紹介します。
鬼ヶ城センター周辺
世界遺産・鬼ヶ城の周辺駐車場や海岸沿いは、鬼ヶ城大仕掛けを間近で見られるまさに特等席。
花火が岩壁に炸裂する迫力は、全身に響くほどです。
ただし大会当日は交通規制や立ち入り制限がかかる場合があるため、熊野市公式サイトで事前確認をおすすめします。
近年は一部有料化の動きもあるので注意が必要です。
花の窟神社周辺
日本最古級の神社とされる花の窟神社付近は、比較的人が少なく落ち着いた雰囲気の中で観覧できます。
距離があるため迫力は控えめですが、海岸線に広がる花火の全景をゆったり眺められます。
車で訪れる場合は、周辺の駐車場を事前にチェックしておきましょう。
山崎運動公園
高台に位置する広々とした運動公園で、芝生やベンチに腰掛けながら鑑賞可能。
混雑も少なく、子連れや高齢者にも安心です。
ただし夜間は足元が暗い場所が多いので懐中電灯を持参すると安全です。
音はやや小さく感じますが、静かに花火を楽しむには最適な環境です。
熊野市駅周辺の高台
JR「熊野市駅」から徒歩圏内にある高台や坂道は、花火全体を見渡せる絶好の観覧ポイントです。
鬼ヶ城大仕掛けと海上花火を同時に撮影できるため、カメラ愛好家にも人気。
ただし住宅地が近く、私有地への立ち入りは厳禁です。
静かに鑑賞し、地元住民への配慮を忘れずに。
駐車場情報
大会当日は、熊野市内の各施設や学校などが臨時駐車場として開放されます。
駐車場の満空情報は、当日2025年8月17日(日)の朝6時より公式サイトや熊野市観光協会のページで提供予定です。
利用の際は清掃協力金が必要で、料金は駐車場の場所によって異なります。
- 普通車:2,000円〜3,000円
- 自動二輪:1,000円
清掃協力金は会場周辺の環境保全やごみ処理に充てられるため、協力をお願いします。
なお、人気駐車場は午前中のうちに満車になる場合が多いので、早めの来場がおすすめです。
№ | 駐車場名 | 開場時間 | 満車予想時刻 | 駐車台数 | 清掃協力金 |
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P1 | 熊野青藍高校※ | 駐車チケットが必要です!!
チケット交付時間 5:00~10:00 交付場所 P13 防災公園 |
400台 | 3,000円 | |
P2 | 木本中学校※ | 320台 | 3,000円 | ||
P22 | 口有馬※ | 70台 | 3,000円 | ||
P3 | 有馬中学校 | 7:00〜8:00 | — | 130台 | 2,000円 |
P4 | 市営陸上競技場 | P3満車後 | 9:00 | 490台 | 2,000円 |
P5 | 市営野球場 | P4満車後 | 10:00 | 390台 | 2,000円 |
P6 | 熊野精工 | P5満車後 | 11:00 | 80台 | 2,000円 |
P7 | 旧近大高専 | P6満車後 | 13:00 | 410台 | 2,000円 |
P8 | 有馬小学校 | 5:00 | 7:00 | 100台 | 2,000円 |
P9 | 花由 | P8満車後 | 8:00 | 100台 | 2,000円 |
P10 | 山崎運動公園※ | 5:00 | 11:00 | 280台 | 2,000円 |
P11 | 不燃物処分場 | P10満車後 | 12:00 | 240台 | 2,000円 |
P12 | メモリアルホール熊野 | P11満車後 | 13:00 | 70台 | 2,000円 |
P13 | 防災公園※ | 12:00 | 14:00 | 800台 | 2,000円 |
P14 | 金山小学校※ | P13満車後 | 17:00 | 180台 | 2,000円 |
P15 | 旧建設省跡 | 8:00 | 9:00 | 60台 | 2,000円 |
P16 | 芝園 | P15満車後 | 10:00 | 60台 | 2,000円 |
P17 | 大吹峠 | 5:00 | 6:00 | 60台 | 3,000円 |
※ 印の駐車場は備考がある可能性があります(詳細未記載)。
画像出典: 観光三重(かんこうみえ)
「熊野大花火大会2025」の開催日にあたる8月17日(日)は、熊野尾鷲道路下り(新宮方面)を中心に交通規制が行われます。
車で来場する場合は、事前に交通規制図を確認し、通行禁止区間や規制時間を把握しておきましょう。
会場周辺は特に混雑が激しく、路上駐車は大渋滞や事故の原因となりますので絶対に避けてください。
安全でスムーズな交通のためにも、指定の駐車場を利用することが重要です。
屋台情報
「熊野大花火大会2025」では、七里御浜海岸沿いやJR「熊野市駅」周辺に多数の屋台が立ち並びます。
例年、15:00頃から営業を開始し、夜の花火とともにグルメを堪能できます。
定番のたこ焼きや焼きそば、かき氷などはもちろん、地元ならではの郷土料理も味わえるのが魅力です。
昨年は昼間から楽しめるイベントも開催されました。
音楽ライブや大道芸を楽しめる「熊野花火おもてなしの集い」、歩行者天国で地元グルメやビアガーデンを満喫できる「ぐるっとくまの穴場グルメ」など、花火だけでなく一日中楽しめるプログラムが展開されました。
今年も同様のイベントが期待されます。
まとめ
「熊野大花火大会」は、鬼ヶ城を背景にしたダイナミックな演出と熊野灘の大海原を舞台に、約1万発の花火が打ち上がる日本有数の花火大会です。
無料で楽しめる穴場スポット、環境保全に配慮した駐車場の利用、混雑を避けるための交通規制情報、そして屋台や関連イベントを事前にチェックしておけば、より快適で充実した一日を過ごせます。
ぜひ、家族や友人と一緒に夏の夜空を彩る「熊野大花火大会」を満喫してください。