【2025】明月院(鎌倉)のあじさい│見頃・混雑状況&駐車場情報

鎌倉の初夏を彩る代表的な風景といえば、色鮮やかな紫陽花。

数ある名所の中でも、北鎌倉の「明月院」は、その幻想的な青一色の紫陽花で全国にその名を知られ、「あじさい寺」として親しまれています。

2025年の紫陽花シーズンが近づくにつれ、「見頃のタイミングは?」「混雑を避けるには?」「どんな楽しみ方があるの?」といった疑問をお持ちの方も多いことでしょう。

ここでは、明月院の紫陽花の見頃、混雑状況や駐車場情報等を紹介します。

 

 

【2025】明月院(鎌倉)のあじさい|基本情報

【基本情報】

名称 明月院
拝観時間 8:30~17:00(6月以外は9:00~16:00)
場所 鎌倉市山ノ内 189
拝観料 大人500円、小中学生300円
株数・種類 30,000株・1,500種
アクセス 【電車】JR「北鎌倉駅」より徒歩約10分
【車】横浜横須賀道路「朝比奈IC」から約20分
駐車場 なし
ホームページ 明月院(あじさい寺)【日本遺産】 - 鎌倉市観光協会-

 

 

【2025】明月院(鎌倉)のあじさい│見頃・見どころ

明月院は、鎌倉市山ノ内にある臨済宗建長寺派の禅寺で、歴史は平安時代末期までさかのぼります。

元は「明月庵」として創建され、室町時代に上杉憲方によって「明月院」として再興されました。

季節の移ろいに合わせて風景が変化するこの寺院は、特に6月の紫陽花シーズンに圧倒的な人気を誇り、週末ともなれば朝から行列ができるほどの賑わいとなります。

 

見頃・開花状況

例年、紫陽花は5月下旬ごろから咲き始め、6月中旬にピークを迎えます。

2025年もこれに近いスケジュールが予想されますが、春の気温や梅雨入りの時期によって多少前後する可能性があります。

最新の開花状況→~鎌倉観光公式ガイド~

 

美しい紫陽花を最良のタイミングで見るためにも、訪問の直前に最新情報を確認するのがコツです。

 

見どころ

明月院の最大の見どころは、吸い込まれるような深い青色の紫陽花「明月院ブルー」。

この色彩は、酸性土壌がもたらす自然の奇跡であり、加えて明月院独自の手入れによって維持されています。

主に咲いているのは「ヒメアジサイ」と呼ばれる品種で、日本のヤマアジサイを改良したもの。

小ぶりで繊細ながら、密集して咲く姿は圧巻で、写真映えする美しさがあります。

 

 

混雑状況

人気スポットであるがゆえ、明月院は紫陽花の最盛期には大変な混雑が予想されます。

快適に観賞するために、以下のような工夫がおすすめです。

ポイント

・平日を狙う:土日よりも来訪者は少なめ、とくに午前中は比較的落ち着いています。

・開門直後に入場:通常9時開門ですが、早めに到着して並ぶのが理想。

・閉門前の時間帯:午後3時過ぎからは人の波が緩やかになりやすいです。

・雨の日を狙う:しっとり濡れた紫陽花は一層風情があり、訪問者も少なく静か。

 

 

アクセス&駐車場情報

車の利用は非推奨

明月院には利用できる専用の駐車場が用意されていないため、車で訪れる場合は近隣の民間駐車場を利用する必要があります。

ただし、シーズン中は周辺の駐車場が非常に混雑しやすく、特に週末の午前9時前後には、ほとんどのコインパーキングがすでに満車となってしまうことが多いです。

また、渋滞が激しいため公共交通機関の利用が安全かつ快適です。

メモ

最寄り駅:JR「北鎌倉駅」から徒歩で約10分。
線路沿いの道を進み、明月院の石碑を左に折れて坂を上がれば山門が見えてきます。

どうしても車で向かう場合は、渋滞や駐車場所の確保に苦労することを前提に、余裕を持った行動計画を立てておくとよいでしょう。

【周辺の有料駐車場】

名称 台数 距離 料金
リパーク 鎌倉山ノ内第2 [map] 20台 222m 平日30分 300円、土日祝30分 500円
タイムズ北鎌倉第4 [map] 18台 277m 30分 330円、08:00-22:00 最大料金1980円
タイムズ建長寺西 [map] 18台 317m 平日30分 330円、土日祝30分 440円
【当日1日最大】平日2000円、土日祝2700円

 

 

まとめ

明月院の紫陽花は、見頃を迎えるとまるで青い絨毯のように境内を覆い、訪れる人々の心を優しく包み込みます。

雨に濡れた花も、陽に照らされた花も、それぞれ異なる美しさがあり、きっと心に残る風景になることでしょう。

2025年の初夏は、ぜひ明月院を訪れて、あなただけの静かな時間を楽しんでみませんか?

靴は歩きやすいものを、カメラのバッテリーは忘れずに。

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