「【りそな銀行】取引を規制いたしました」という件名のメールは、りそな銀行の名前を語った詐欺メールの可能性があるで注意してください。
この手のメールは、受信者を騙してメール内のリンクをクリックさせることを目的としています。
決してメール内に貼られたリンクをクリックしないでください。
ここでは「【りそな銀行】取引を規制いたしました」というメールがどうして詐欺メールの可能性があるのかについて説明します。
このメールの疑わしい点
１．りそな銀行に口座を持っていない。
そもそも、私はりそな銀行に口座を持っていません。
だから、りそな銀行から取引に関するメールが来るのはおかしいんです。
私のように、りそな銀行に口座を持っていないという方は、当然このメールは詐欺メールなので削除して下さい。
２．差出人がおかしい
このメールの差出人が「自動メール通知」となっていてる。
また差出人ドメインが「mail@belle22.cn」となっています。
りそな銀行の電子メール送信元ドメインは「@e.resonabank.co.jp」など20種類ほどありますがそのどれとも合致しません。
また、宛名が個人名でなくメールアドレスとなっている点もおかしいです。
リンク先のURLが怪しい
メール内にある「規制解除するには下記へアクセスし、お手続きしてください。」という文言の下にあるリンクは、「https://tjsgh.com」となっていて、りそな銀行正規のURL「https://www.smbc-card.com/」とは異なります。
また、りそな銀行はホームページで下記のとおり注意を呼び掛けています。
「りそなグループでは、電子メール等によりお客さまの個人情報(口座番号、キャッシュカードの暗証番号、インターネットバンキングのパスワードなど)をお尋ねしたり、回答をお願いすることはございません。」
注意喚起されているものに酷似
りそな銀行の正式なホームページの中で、「りそな銀行を騙った不審な電子メールにご注意ください」という件名で注意喚起されています。
その中で不審なメールの例として紹介されているものに内容が酷似しています。
＜不審なメールの例①＞
【タイトル】
（りそな銀行）お取引を規制いたしました
（りそな銀行）【重要・緊急】入金制限のお知らせ【本文】
いつも【りそな銀行】をご利用いただき、ありがとうございます。
お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。
規制内容は下記をご確認ください。取引規制日時：2023/7/26（※メール送信日）
取引規制内容
- 出金規制
- 入金規制
規制解除するには下記へアクセスし、お手続きしてください。
＞規制解除（※フィッシングサイトへの誘導）
- ※取引制限について2023/7/26までにご回答いただけない場合、
お客様のご回答に著しい不足がある場合、もしくは
ご回答から当社規約第8条（禁止事項）に抵触すると判断した場合、
やむを得ず、お客様の口座を解約させていただくことがございますので、あらかじめご了承ください。株式会社りそな銀行
金融機関コード：0010
登録金融機関：近畿財務局長（登金）第3号
加入協会：日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 一般社団法人日本クレジット協会 一般社団法人日本投資顧問業協会<引用元：りそな銀行ホームページ>
「【りそな銀行】取引を規制いたしました」の内容
実際に送られてきたメールがこちらです。
【りそな銀行】取引を規制いたしました
いつも【りそな銀行】をご利用いただき、ありがとうございます。
お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。
規制内容は下記をご確認ください。
取引規制日時：2024/7/02
取引規制内容
・出金規制
・入金規制
規制解除するには下記へアクセスし、お手続きしてください。
https://tjsgh.com
※取引制限について 2024/7/02までにご回答いただけない場合、
お客様のご回答に著しい不足がある場合、 もしくは
ご回答から当社規約第８条（禁止事項）に抵触すると判断した場合、
やむを得ず、お客様の口座を解約させていただくことがございますので、あらかじめご了承ください。
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株式会社りそな銀行
金融機関コード : 0010
登録金融機関 : 近畿財務局長(登金)第3号
加入協会 : 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会
一般社団法人日本クレジット協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
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まとめ
「【りそな銀行】取引を規制いたしました」は詐欺メールの可能性が高いです。
このメールの怪しいポイントは以下の4つ
・りそな銀行に口座を持っていない
・差出人がおかしい
・リンク先のURLが怪しい
・注意喚起されているものに酷似
メール内リンクをにあるリンクをクリックしない様に気をつけてください。