高尾山のふもと一帯に点在する複数の梅林を総称して「高尾梅郷」と呼び、都内有数の梅の名所として毎年多くの観梅客が訪れる人気スポットです。
高尾梅郷は、遊歩道梅林・関所梅林・天神梅林・するさし梅林・荒井梅林・木下沢梅林など、全部で8つの梅林から構成されており、全長約4.5kmにわたるエリアには、なんと約1万本もの梅の木が植えられています。
例年2月下旬から3月中旬にかけて見頃を迎え、3月には「高尾梅郷梅まつり」も開催されます。
この記事では、高尾梅郷2026年の梅まつり開催日程予想をはじめ、梅の見頃時期・開花状況、さらに梅林を巡るおすすめハイキングコースについても詳しくご紹介します。
高尾梅郷の梅まつり 2026|基本情報
基本情報
| 名称 | 第47回高尾梅郷梅まつり |
| 開催期間 | 令和8年3月14日(土)・15日(日) |
| 開催場所 | 高尾梅郷 |
| 入場料 | 無料 |
| 本数 | 約10,000本 |
| アクセス | 遊歩道梅林まで:JR高尾駅から徒歩約15分、京王線高尾山口駅から徒歩約10分 |
| 駐車場 | なし |
| ホームページ | 高尾梅郷|八王子市公式ホームページ |
梅まつり自体は2日間のみの開催ですが、2月下旬から3月中旬頃までは梅の花が次々と開花し、長い期間にわたって散策を楽しむことができます。
イベント内容
【2025年3月14日(土)】
- じょいそーらん華神楽の踊り(雨天中止)
11:00~ 遊歩道梅林/12:00~ 関所梅林/13:30~ するさし梅林 - 仮面コミカルパフォーマー BoroCop SHIBA(雨天中止)
11:00~・13:00~ 関所梅林 - 浅川中学校吹奏楽部 生演奏(雨天中止)
11:00~ 梅の郷まちの広場(梅まつり本部会場) - 献歌(天神梅林・高尾天満宮)
- スタンプハイク
【2025年3月15日(日)】
- 献歌(天神梅林・高尾天満宮)
- スタンプハイク
スタンプハイク
遊歩道梅林・関所梅林・天神梅林・するさし梅林の4か所を巡ってスタンプを集めるイベント、抽選で景品がもらえるため毎年多くの参加者で賑わいます。
1日1人1回限りで、景品がなくなり次第終了
開催時間は9:00~16:00
高尾梅郷の梅|2026年の見頃

高尾梅郷の梅は、例年2月下旬から3月中旬にかけて見頃を迎えます。
ただし、高尾梅郷は8つの梅林の総称であり、梅林ごとに開花時期が異なるのが特徴です。
そのため、「高尾梅郷全体が一斉に満開になる日」を特定するのは難しく、時期によって異なる表情の梅を楽しめるのも魅力のひとつと言えるでしょう。
2025年は全国的に開花が遅れた年で、高尾梅郷でも3月上旬頃から徐々に見頃を迎える梅林が増えていきました。
関所梅林では3月7日頃に見頃となった一方、するさし梅林や木下沢梅林では、まだつぼみが多く残っていた時期もあったようです。
結果的に、2025年は3月14日頃から全体的な見頃となりました。
参考:過去の見頃時期
- 2025年:3月7日~3月23日頃
- 2024年:2月26日~3月11日頃
- 2023年:2月27日~3月14日頃
- 2022年:3月10日~3月28日頃
梅の開花は、その年の気温や天候によって大きく左右されますが、過去の傾向を見ると、3月上旬から中旬がベストシーズンとなる年が多い印象です。
高尾梅郷の梅|見どころ

高尾梅郷の魅力は、単に梅の本数が多いだけではありません。
甲州街道沿いを中心に約4.5kmの区間に点在する8つの梅林の総称です。
エリア全体では約1万本もの梅が植えられており、都内とは思えないほど豊かな自然景観が広がります。
高尾梅郷
- 遊歩道梅林
- 関所梅林
- 荒井梅林
- 天神梅林
- 湯の花梅林
- するさし梅林
- 木下沢梅林
- 小仏梅林
8つの梅林それぞれに異なる個性があり、歩くたびに違った景色と雰囲気を楽しめる点が最大の見どころです。
ここでは、高尾梅郷を訪れたらぜひ立ち寄りたい各梅林の特徴をご紹介します。
遊歩道梅林
遊歩道梅林は、高尾梅郷のスタート地点とも言える梅林です。
京王線「高尾山口」駅、JR中央線「高尾」駅のどちらからも徒歩約15分(約1.1km)とアクセスが良く、初めて高尾梅郷を訪れる方にもおすすめのエリアです。
小仏川沿いに整備された遊歩道には、紅白の梅に加え、淡いピンク色の梅も咲き誇り、まるで梅のトンネルの中を歩いているかのような気分を味わえます。
写真撮影にも人気のスポットです。
関所梅林
遊歩道梅林から徒歩約8分ほどで到着する関所梅林は、江戸時代に関東の要衝として機能していた小仏関所跡に整備された公園です。
梅まつり期間中はイベント会場として利用されることが多く、ステージイベントやスタンプハイクの拠点としても賑わいます。
紅白の梅に加え、黄色いサンシュユの花も咲くため、晴れた日には非常に華やかな景観を楽しめるのも特徴です。
荒井梅林
関所梅林からさらに約10分ほど進むと荒井梅林に到着します。
やや坂道がありますが、その分、上から見下ろす梅林の景色は圧巻です。
遠くの斜面に見える梅林は天神梅林で、複数の梅林を一望できるポイントでもあります。
荒井梅林は日当たりが良いため、高尾梅郷の中でも比較的早く開花する傾向があります。
天神梅林
天神梅林は小仏川に面した山の斜面に広がる梅林です。
斜面を登った先には、地元の人々から篤く信仰されている高尾天満宮が鎮座しています。
「学業成就」や「交通安全」を祈願する参拝者も多く、梅の鑑賞とあわせて立ち寄る方が多いスポットです。
湯の花梅林
天神梅林から徒歩約7分の場所にある湯の花梅林は、道路沿いに梅の木が並ぶエリアです。
敷地内に入ることはできませんが、散策しながら梅の花を眺めることができ、次の梅林へ向かう途中のアクセントとして楽しめます。
するさし梅林
湯の花梅林から約6分で到着するするさし梅林は、観梅期間のみ一般開放される特別な梅林です。
2025年の開放期間は3月1日(土)~3月16日(日)10:00~16:00でした。
例年、木下沢梅林とほぼ同時期に開放されることが多く、広々とした敷地に数多くの梅の木が植えられています。
木下沢梅林
木下沢梅林は、高尾梅郷の中でも最大規模を誇る梅林です。
こちらも観梅期間のみ開放され、見頃の時期には多くの観光客で賑わいます。
2025年の開放期間は3月1日(土)~3月23日(日)10:00~16:00。
当初は3月16日までの予定でしたが、開花が遅れたため期間が延長されました。
約1,400本の紅白の梅が咲き誇り、園内には上段・中段・下段と散策路が整備されています。
高尾梅郷の中でも奥まった場所にあるため、見頃は他の梅林よりやや遅めです。
小仏梅林
木下沢梅林から徒歩約10分ほどで小仏梅林に到着します。
大規模な梅林というよりは、梅の並木道といった雰囲気のエリアです。
派手さはありませんが、ここは高尾梅郷発祥の地とも言われており、歴史を感じながら静かに梅を楽しみたい方におすすめです。
JR中央線と並行しているため、タイミングが合えば電車と梅の花のコラボレーションを撮影できることもあります。
高尾梅郷|おすすめハイキング・散策コース
高尾梅郷の8つの梅林をすべて巡るには、基本的に徒歩での散策が必要です。
各梅林の近くにはバス停もありますが、見頃の時期は平日でも混雑しやすいため注意が必要です。
ここでは、初めての方にも分かりやすいおすすめ散策コースをご紹介します。

片道ハイキングコース
遊歩道梅林からスタートし、小仏梅林までを巡る片道コースです。
遊歩道梅林 → 関所梅林 → 天神梅林 → 荒井梅林 → 湯の花梅林 → するさし梅林 → 木下沢梅林 → 小仏梅林
歩行時間は約1時間15分ですが、写真撮影や休憩を含めると最低でも2時間程度は見ておくと安心です。
帰りは小仏バス停からバスでJR「高尾」駅へ戻ることができますが、混雑が予想されるため、時間と体力に余裕がある方は往復徒歩もおすすめです。
スタンプハイクコース
梅まつり期間中は、4つの会場を巡るスタンプハイクが実施されます。
遊歩道梅林 → 関所梅林 → 天神梅林 → するさし梅林
片道約30分と短く、往復しても1時間程度。
散策や写真撮影を含めても2時間ほどで回れるため、体力に自信のない方や時間が限られている方にもおすすめのコースです。
アクセス・駐車場情報

アクセス
【電車でのアクセス】
- 京王線「高尾山口」駅から徒歩約15分
- JR中央線「高尾」駅から徒歩約15分
【車でのアクセス】
圏央道「高尾山IC」から新宿方面へ約3km、車で約5分です。
駐車場
高尾梅郷には専用駐車場はありません。
各梅林周辺にも駐車スペースは用意されておらず、車で訪れる場合は高尾駅周辺のコインパーキングを利用する必要があります。
【周辺の有料駐車場】
| 名称 | 台数 | 最大料金 | 徒歩 |
|---|---|---|---|
| 八王子市営 高尾山麓駐車場 [map] | 80台 | 最大:平日800円・土日祝1000円 | 約12分 |
| 京王高尾山駐車場 [map] | 80台 | 最大:平日1500円・土日祝2000円 | 約10分 |
| タイムズ高尾山口駅前 [map] | 20台 | 最大:平日500円・土日祝1000円 | 約11分 |
| タイムズ高尾北口駅前 [map] | 25台 | 最大:850円 | 約16分 |
| タイムズ高尾駅前 [map] | 39台 | 最大:1100円 | 約18分 |
以下の予約サイトを活用するのも便利です。
まとめ
最後に、高尾梅郷の梅2026についてポイントを整理します。
ポイント
- 梅まつり:2026年は3月14日・15日開催
- 見頃時期:例年2月下旬~3月中旬
- ハイキング:片道・往復どちらも可能(混雑時は注意)
- 駐車場:専用駐車場なし。公共交通機関の利用がおすすめ
梅の開花時期は梅林ごとに異なりますが、2月下旬から3月中旬にかけて長期間楽しめるのが高尾梅郷の魅力です。
一日で全てを回るのが難しい場合は、日を分けて観梅するのもおすすめです。
散策ルートを事前に検討し、歩きやすい服装と靴で、早春の高尾梅郷を満喫してくださいね。

