昔ながらの楽しみ、カブトムシ採集!でも今ではあまり機会がないかもしれませんね。
子供たちに自然と触れ合う貴重な経験を提供してみませんか?
関東でカブトムシを見つけられる穴場スポットや、採集のコツ、準備するものなどをご紹介します。
【石神井公園】-東京都練馬区-
Guy-aan - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
練馬区に位置する石神井公園は、静かな住宅街の中にある都立公園です。
2つの池、石神井池と三宝寺池を擁し、平日には静かな雰囲気の中でボートに乗ったり、野鳥観察を楽しむ人々がいます。
しかし、休日になると、子供たちが元気に遊ぶ姿が目立ち、多くの家族連れで賑わいます。
隣接する松の風文化公園には芝生広場があり、小さな子供連れの家族にもおすすめです。
石神井公園には、「くぬぎ広場」と呼ばれる、カブトムシが好む木々が多く植えられてる広場があります。
ここで多くのカブトムシが目撃されており、夜から早朝にかけて、カブトムシを見つける確率が高いです。
ただし、競争も激しいので、注意して探してみてください。
インフォメーション
<石神井公園>
東京都練馬区石神井台1丁目26
【アクセス情報】
西武池袋線「石神井公園」駅から徒歩7分
西武新宿線「上井草」駅から長久保行きバスで「三宝寺池」下車、または「石神井公園」行きバスで「石神井公園」下車
※駐車場あり(有料)
【等々力渓谷】-東京都世田谷区-
Ippukucho - 投稿者自身による著作物, CC 表示 3.0, リンクによる
東京都内に位置する等々力渓谷は、世田谷区にある都心の隠れた宝石です。
渋谷からわずか20分のアクセスで、自然豊かな渓谷として知られています。
東京23区内で唯一の渓谷として指定され、都心の喧騒から離れた涼しい場所として親しまれています。
周囲の気温が低いため、夏の暑さから逃れて訪れる人も多いです。
谷沢川に沿って流れる遊歩道は、茂みが茂り、カブトムシが好むコナラやケヤキなどの木々が点在しています。
カブトムシは朝早く採集すると思われがちですが、実際には日中でも陽が当たらない木の枝に休んでいることがあります。
探してみると、意外な場所で見つかるかもしれません。
現在安全確保と樹林地を健全に維持するための作業を実施中のため立ち入り禁止となっています。令和7年度中に解除のも込。
インフォメーション
<等々力渓谷>
東京都世田谷区等々力1-22~26
【アクセス】
東急大井町線「等々力駅」から徒歩5分。ゴルフ橋を渡り、渓谷の探索が始まります。
【こども自然公園】-神奈川県横浜市-
Kounosu - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
横浜市旭区に位置するこども自然公園は、通称「大池公園」としても知られ、市内で最も広い公園のひとつです。
大型の遊具やアスレチック、そして「万騎が原ちびっこ動物園」といった施設があり、家族連れに人気のある場所です。
自然が豊かなこども自然公園は、ゲンジボタルの生息地としても知られており、雑木林にはカブトムシも多く見られます。
親子連れが訪れ、カブトムシ採集に挑む姿もよく見かけます。
見つけにくい場合は、蝶々が舞う場所を目印に探してみてください。
そこにはカブトムシの姿もあるかもしれません。
インフォメーション
<こども自然公園>
神奈川県横浜市旭区大池町65-1
【アクセス】
相鉄線「二俣川」駅南口から徒歩20分
相鉄バス「二俣川駅南口」から旭1・旭6系統で「万騎が原中央」または「万騎が原大池」下車、徒歩3分
相鉄線「南万騎が原」駅から徒歩7分
※駐車場ありますが、イベントや季節によって混雑することがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
【松虫姫公園】-千葉県印西市-
1688 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
松虫姫伝説にちなんで名付けられた松虫姫公園は、歴史を感じさせる場所です。
伝説の「牛むぐりの池」で有名です。トイレや駐車場、健康遊具も備えられており、家族で気軽に訪れることができます。
こちらでもカブトムシを見つけることができる確率は高いですが、トラップを使ってみるのもおすすめです。
朝早くトラップを仕掛け、夕方から夜にかけて回収すると、多くのカブトムシと出会うことができるかもしれません。
インフォメーション
<松虫姫公園>
千葉県印西市舞姫3丁目2−1
【アクセス】
印旛日本医大駅から徒歩6分
【水子貝塚公園】-埼玉県富士見市-
京浜にけ(Keihin-Nike) - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
水子貝塚公園は国の史跡に指定されています。
広々とした芝生広場や復元された竪穴式住居などがあり、発掘時に見つかった種から成長した緑豊かな森で自然を満喫できます。
カブトムシを採集できる場所はバーベキュー広場やキャンプ場の周辺の木々です。
木々にはよく樹液が出ており、そこにはカブトムシがたくさん集まっています。
家族そろってキャンプを楽しむのも良いでしょう。
夜には明かりをつけていると、自然とカブトムシが集まってくるかもしれませんよ。
インフォメーション
<水子貝塚公園>
埼玉県富士見市大字水子2003-1
【アクセス】
東武東上線みずほ台駅から徒歩15分
カブトムシの生態を探ろう
昆虫採集の初めてに最適なのが「カブトムシ」です。
いつだって昆虫の王様として人気があります。
採集に行く前に、カブトムシの生態を一緒に勉強しましょう。
まずはいつ採集できるのか知りましょう。
関東のカブトムシは、だいたい6月下旬から7月中旬に出現します。
特に7月上旬がオスが多いので、その時期が狙い目です。
カブトムシは夜行性なので、午後7時半から午前4時半が特に活発な時間帯です。
見つけるときは明かりのある場所を中心に探してみてください。
カブトムシは光を好むので、街灯周辺にいることもありますよ。
準備をする楽しみ
山に行くと蚊や蜂がいるので、長袖、長ズボン、帽子を着用しましょう。
虫よけスプレーや軍手も必要です。
虫あみや虫かご、懐中電灯も持参しましょう。
両手が自由なヘッドライトもおすすめです。
効率的にカブトムシを採集したいならトラップを使ってみましょう。
「バナナトラップ」と呼ばれるものです。
バナナを使って作りますが、その方法はバナナをぶつ切りにし、焼酎、砂糖、ドライイーストを混ぜ、日中に放置するだけです。
日没前の夕方に木に塗りましょう。
ビニール手袋を着用して行うのを忘れずに。
採集の4〜6時間後に結果を確認しましょう。
カブトムシ採集は、手軽に楽しめる昆虫採集の一つです。
親も子どもと一緒に、楽しいカブトムシ探しの冒険に出かけましょう。