3月14日はホワイトデーです。
バレンタインデーのお返しに何を選ぶべきか悩む人も多いのではないでしょうか?
定番のキャンディーやクッキーなど、さまざまなスイーツがホワイトデーギフトとして人気ですが、それぞれに異なる意味が込められていることをご存じですか?
ここでは、本命の相手に贈るのにふさわしいスイーツや、義理チョコのお返しに適したアイテム、さらには注意が必要な意味を持つものについて解説します。
また、甘いものが苦手な方に喜ばれるプレゼントの意味もご紹介します。
本命へのお返しにおすすめのスイーツ
ホワイトデーに特別な想いを伝えたいなら、意味を意識してスイーツを選んでみるのも良いでしょう。
マカロンやキャンディー、バウムクーヘン、マドレーヌなど、人気のスイーツにはそれぞれ異なるメッセージが込められています。
マカロン
マカロンは「あなたは特別な存在」という意味を持つスイーツ。
見た目も華やかで、高級感のあるお菓子なので、大切な人への贈り物としてぴったりです。
キャンディー
ホワイトデーの定番アイテムであるキャンディーには、「あなたのことが好き」という気持ちが込められています。
口の中で甘さが長く続くことから、「この関係を長く大切にしたい」という意味合いも持っています。
バウムクーヘン
カトリシ, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
層が幾重にも重なった形状が特徴のバウムクーヘンは、「幸せがずっと続きますように」という願いを込めたお菓子。
結婚式の引き出物にも選ばれることが多く、長く続く幸せを願う相手に最適なギフトです。
マドレーヌ
私自身(ベルナール・ルプレトル), CC BY-SA 2.5, via Wikimedia Commons
「もっと親密になりたい」「特別な関係を築きたい」という意味を持つマドレーヌ。
その形が二枚貝をモチーフにしていることから、円満な関係や親密さを象徴するといわれています。
金平糖
みどり, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
小さくて可愛らしい金平糖も、「あなたのことが好き」という気持ちを表すお菓子のひとつ。
キャンディーと同じく、甘さが長く続くことから、関係を長く大切にしたいという意味を持っています。
キャラメル
キャラメルは「一緒にいると安心できる」というメッセージを持つスイーツ。
じっくりと口の中で溶けることから、心が通じ合い、安心感を得られるイメージがあると言われています。
強い恋愛感情というよりも、穏やかな信頼関係や好意を伝えたいときにおすすめです。
ホワイトデーのお返しは、ただのプレゼントではなく、贈る相手への想いを伝える大切な機会です。
意味を知ったうえで、相手にぴったりのギフトを選んでみてはいかがでしょうか?
義理チョコへのお返しにおすすめのスイーツ
友人や職場の同僚、お世話になっている方々へのホワイトデーのお返しを考える際、適切なギフトを選ぶことが大切です。
義理チョコへのお返しには、「これからも良い関係を続けましょう」といった意味を持つスイーツが最適。
特に、クッキーやホワイトチョコは、カジュアルな関係性を保ちたいときにおすすめです。
クッキー
フェイグルズ, CC BY-SA 2.5, via Wikimedia Commons
「友達としてこれからもよろしく」というメッセージを持つクッキー。
サクサクと軽い食感が「ドライな関係=恋愛には発展しない」と解釈されることから、義理チョコのお返しとしてよく選ばれます。
個包装で配りやすい点も、職場や友人向けに適している理由のひとつです。
ホワイトチョコレート
ホワイトチョコは「これまで通りの関係を続けたい」という意味を持ちます。
白色が純粋さを象徴するため、「特別な関係ではなく、清い付き合いをしましょう」というニュアンスになります。
義理チョコのお返しとして無難な選択肢といえるでしょう。
注意が必要なお菓子
ホワイトデーのお返しの中には、贈る相手や関係性によっては誤解を招くものもあります。
ここでは、慎重に選びたいスイーツをご紹介します。
マシュマロ
「あなたのことが苦手」という意味を持つとされるマシュマロ。
すぐに溶けてなくなることから、「関係を長続きさせる気はない」という印象を与えてしまうことがあります。
特に本命へのお返しには避けた方が無難です。
チョコレート
バレンタインの定番であるチョコレートをそのままホワイトデーで返してしまうと、「もらった気持ちをそのまま返します」「あなたの気持ちには応えられません」という意味になってしまうことも。
本命へのお返しには別のスイーツを選ぶのがよいでしょう。
グミ
トーマス・ローゼナウ, CC BY-SA 2.5, via Wikimedia Commons
グミには「あなたのことが好きではありません」という意味があるといわれています。
噛みつぶす食感や、口の中でさっと溶ける性質が、関係が長続きしないことを暗示するためです。
カラフルで可愛らしい印象がありますが、意図しないメッセージを伝えてしまわないよう注意が必要です。
ホワイトデーのお返しには、それぞれ意味が込められていることが多いため、相手との関係性を考慮したうえでギフトを選ぶのが大切です。
おすすめのお返し
・本命のお返し:特別感のあるスイーツ
・義理のお返し:クッキーやホワイトチョコ
相手に誤解を与えないよう、意味を知ったうえで適切なものを贈ることが、良好な関係を築くポイントになります。
意味を持たないお菓子
Ocdp, CC0, via Wikimedia Commons
ホワイトデーのお返しの中には、特別な意味を持たず、気軽に贈れるスイーツもあります。
意味を気にせず選びたい場合は、プリン、ラスク、カステラ、ケーキなどが最適です。
・プリン:幅広い世代に喜ばれます。
・ラスク:大人数に配りやすい。
・カステラやケーキ:誰にでも贈りやすい。
また、バレンタインデーはヨーロッパ発祥の文化であるため、和菓子には特定の意味が込められていません。
どら焼きや羊羹、最中なども、純粋に味を楽しんでもらうお返しとしておすすめです。
ただし、相手の好みやアレルギー、賞味期限などを考慮して選ぶことが大切です。
参考アップルパイ
3月14日は「円周率の日(π=3.14)」とも呼ばれることから、海外ではパイを贈る習慣がある地域もあります。
ホワイトデーと直接の関係はありませんが、ユーモアを交えてアップルパイを贈るのも面白いアイデアかもしれません。
スイーツ以外のホワイトデーギフト
ホワイトデーのお返しには、スイーツ以外のアイテムを選ぶこともあります。
それぞれのプレゼントには特定の意味が込められているものもあるため、贈る際は意図を理解しておくとよいでしょう。
マグカップ
「家で一緒に過ごしたい」「あなたの家に行きたい」という意味を持つアイテム。
普段使いしやすく実用的ですが、親密な意味を含むため、義理のお返しとしては避けたほうが無難かもしれません。
指輪
黒川ミトン, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
指輪は「永遠の愛」や「結婚」を象徴する特別な贈り物。
本命の相手に真剣な気持ちを伝えるには最適ですが、軽い気持ちで贈ると誤解を招く可能性があるため注意が必要です。
ネックレス・ブレスレット
「あなたを独り占めしたい」という意味があり、恋人や特別な相手へのプレゼントに適しています。
首や手首に身につけるアクセサリーであることから、「束縛」のニュアンスを含むことも。
重く受け取られないよう、関係性を考えて贈ることが大切です。
花
ホワイトデーに花を贈ること自体に特別な意味はありませんが、花言葉を意識すると、より気持ちが伝わりやすくなります。
花言葉
・チューリップ(赤):「愛の告白」
・スイートピー:「門出」「優しい思い出」
・バラ(赤):「愛情」「あなたを愛しています」
・ガーベラ:「希望」「前向きな気持ち」
・ミモザ:「感謝」「友情」
贈る相手との関係に合った花を選ぶと、気持ちがより伝わるでしょう。
ハンカチ
ハンカチは「あなたと別れたい」という意味を持つため、ホワイトデーのお返しとしてはあまり適していません。
涙を拭くイメージがあることから、「さようなら」を連想させるアイテムとされています。
プレゼントとして選ぶ際は慎重に。
靴下
「あなたに心を許しています」という意味を持つ靴下。
日常的に使えるアイテムなので、深刻な意味合いを持たず、カジュアルな贈り物として適しています。
気軽なお返しを探している場合におすすめです。
まとめ
ホワイトデーのお返しには、それぞれのアイテムに意味が込められているものもあります。
・義理向けならクッキーやホワイトチョコ
・本命にはマカロンやキャンディー、バウムクーヘン
・特別な意味を避けるならプリンやラスク、和菓子
・スイーツ以外のギフトも意味を考えて選ぶ
相手との関係性を考慮しながら、自分の気持ちに合ったプレゼントを選んでみてくださいね。
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