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筑波山の紅葉【2025】|見頃・ライトアップ・駐車場

秋が深まる11月、茨城県を代表する名峰「筑波山」は、鮮やかな紅葉に包まれ、訪れる人々を魅了します。

標高877メートルの山肌を覆うブナやモミジが赤や金色に染まり、晴れた日には遠く関東平野まで一望できる絶景が広がります。

ここでは、2025年の筑波山の紅葉シーズンについて、見頃の時期・ライトアップ・混雑状況・駐車場・アクセス情報を詳しく解説します。

昼と夜で異なる表情を見せる筑波山の秋を、存分に楽しむための最新情報をお届けします。

 

 

筑波山の紅葉【2025】基本情報

 

【基本情報】

スポット名 筑波山
色づき始め 10月下旬頃
紅葉の見頃 11月上旬〜11月下旬
紅葉まつり 2025年11月1日(土)〜11月30日(日)までの土日祝開催予定
ライトアップ あり(ケーブルカー沿線・筑波山神社周辺)
紅葉樹種 ブナ、イロハモミジ、カエデ、ウルシ、ミズナラ、ヌルデ、ツタなど
見どころ 筑波山神社、ケーブルカー沿線、つつじヶ丘展望台
入場料 無料(ケーブルカー・ロープウェイは別途料金)
関連サイト 第21回 筑波山もみじまつり 

 

 

筑波山の紅葉【2025】見頃

筑波山では、例年10月下旬頃から紅葉が始まり、11月上旬〜下旬にかけて最も美しい時期を迎えます。

山頂付近から麓にかけて徐々に色づくため、比較的長い期間にわたって紅葉を楽しむことができるのが特徴です。

2025年の気象傾向から見ると、11月10日〜25日頃がピークとなる見込みです。

ただし、秋の気温変化や降雨状況によって見頃は前後するため、訪問前に最新の紅葉情報をチェックしておくと安心です。

 

紅葉の最盛期には、筑波山は関東屈指の人気紅葉スポットとして多くの人で賑わいます。

特に週末や祝日は、ケーブルカー・ロープウェイ乗り場、そして駐車場周辺で混雑が発生しやすくなります。

混雑のピーク時間は11時〜15時頃。

この時間帯は観光客が集中するため、ゆっくり紅葉を楽しみたい方にはあまりおすすめできません。

 

静かに紅葉を楽しむなら、午前8時頃までの早朝、もしくは夕方16時以降が狙い目です。

朝霧に包まれる紅葉や、夕日に照らされた山肌は、昼間とはまた違った幻想的な美しさを見せてくれます。

平日を選べば、混雑を避けて落ち着いた雰囲気の中で紅葉狩りができます。

登山やハイキングを兼ねて訪れる方には、午前中からの行動が断然おすすめです。

 

 

ライトアップ&もみじまつり

秋の夜を彩る「筑波山もみじまつり」は、毎年多くの観光客が訪れる人気イベントです。

2025年は、11月1日(土)〜11月30日(日)の期間中、土日祝日に開催予定。

さらに、11月17日(月)〜21日(金)の平日には特別ライトアップ「ケーブルカーオータムナイトライド」が実施されます。

 

夜間はケーブルカーの車窓からライトアップされた紅葉を楽しむことができ、山頂からは宝石を散りばめたような関東平野の夜景を一望できます。

昼間の紅葉とは異なり、光と影が織りなす幻想的な光景はまさに非日常の世界です。

ライトアップ時間は17:00〜20:00まで。

紅葉のトンネルを進むケーブルカーの窓から眺める赤や金の光景は、カップルや家族連れにも人気の体験です。

 

 

駐車場&アクセス情報

筑波山には市営・民間合わせて複数の駐車場が整備されており、紅葉シーズンでも比較的アクセスしやすいのが魅力です。

ただし、見頃期間中の週末は午前中に満車となることも多いため、早めの到着を心がけましょう。

 

主要駐車場一覧

駐車場

  • 市営第1駐車場 [map]:普通車210台/大型7台
  • 市営第3駐車場 [map]:普通車138台/大型10台
  • 市営第4駐車場 [map]:普通車97台
  • つつじヶ丘駐車場 [map]:普通車388台/大型12台

駐車料金:普通車500円、大型車2,000円、入庫可能時間:5:00~22:00

 

紅葉のピーク時には、つつじヶ丘駐車場が最も便利で人気があります。

 

アクセス方法

  • 車:常磐自動車道「土浦北IC」から国道125号経由で約20km(約40分)
  • 公共交通機関:つくばエクスプレス「つくば駅」下車後、筑波山シャトルバスで約50分。

終点の筑波山神社入口またはつつじヶ丘バス停からは、徒歩でケーブルカー駅やロープウェイ乗り場までアクセス可能です。

公共交通を利用すれば、渋滞を避けて快適に紅葉を楽しめます。

 

 

筑波山の紅葉おすすめスポット

筑波山には、紅葉を楽しむのにぴったりな絶景スポットが数多くあります。

ここでは、訪れる際にぜひ立ち寄りたい代表的な紅葉名所を紹介します。

 

ケーブルカー・ロープウェイ沿線

ケーブルカーの車窓から見える紅葉のトンネルは、筑波山屈指の人気ビューポイントです。

赤・橙・黄色のグラデーションが山肌を包み込み、走行中はまるで紅葉の海を進むような感覚を味わえます。

写真撮影にも最適で、ライトアップ期間中は幻想的な雰囲気に包まれます。

 

筑波山神社周辺

 

山の麓にある筑波山神社の参道や境内では、イチョウとモミジが美しく色づき、朱色の鳥居や社殿とのコントラストが見事です。

厳かな神社の空気と紅葉が織りなす景色はまさに日本の秋そのもの。

参拝を兼ねてゆったりと散策するのもおすすめです。

 

山頂エリア(男体山・女体山)

男体山・女体山の山頂付近では、ブナや広葉樹が鮮やかに色づき、眼下に広がる関東平野とのコントラストが圧巻です。

晴れた日には遠く東京スカイツリーや筑波研究学園都市を望むこともでき、絶景撮影スポットとしても人気があります。

 

筑波スカイライン沿い・四季の道

車で訪れる方には、筑波スカイラインや「四季の道」沿いの展望ポイントもおすすめ。

車窓から望む紅葉の風景は、ドライブの醍醐味そのものです。

特に午前中は光が斜めに差し込み、木々が一層鮮やかに輝きます。

 

 

ケーブルカー・ロープウェイの運行情報

 

筑波山では、ケーブルカーとロープウェイを利用して手軽に山頂へアクセスできます。

紅葉シーズン中は特別運行や延長運転も行われ、車窓から紅葉を間近に楽しむことができます。

 

筑波山ケーブルカー

  • 運行区間:宮脇駅 ⇔ 筑波山頂駅
  • 所要時間:約8分
  • 料金:大人片道600円/往復1,070円、子供片道300円/往復540円
  • 特徴:紅葉のトンネルを抜ける路線で、沿線の木々が車窓いっぱいに広がる圧巻の景観。
  • 運行時間:通常9:00〜16:40(紅葉シーズンは夜間延長あり)

 

筑波山ロープウェイ

  • 運行区間:つつじヶ丘駅 ⇔ 女体山駅
  • 所要時間:約6分
  • 料金:大人片道630円/往復1,200円、子供片道320円/往復600円
  • 運行時間:平日9:00〜17:00、土日祝およびライトアップ期間は夜間運行あり
  • 特徴:山頂からは関東平野の大パノラマと紅葉が同時に楽しめる人気コース。

 

サンセット&スターダストクルージング

筑波山では、秋から冬にかけて「サンセット&スターダストクルージング」が開催されます。

紅葉・夜景・星空を一度に楽しめる特別運行イベントで、カップルや家族連れに大人気です。

 

【概要】

開催期間 2025年10月25日、11月1日〜30日の土日祝、12月〜2026年2月の土曜、1月11日、2月22日
運行時間 日没に合わせて17:00〜20:00(星が最も綺麗に見えるのは18:00〜19:00頃)
料金 往復:大人1,300円/子供650円
  • 山頂から眺める夜景は「日本夜景遺産」に認定されるほどの美しさ。
  • 澄んだ空気の中、東京スカイツリーや都心の夜景までクリアに見える。
  • ライトアップされた紅葉と星空のコラボレーションは筑波山ならでは。

 

日没直後の「サンセットタイム」は、夕陽に染まる紅葉が金色に輝く幻想的な時間帯。

続く「スターダストタイム」では、眼下に広がる夜景と満天の星空が織りなす絶景が楽しめます。

土曜・日曜・祝日は18:00前後に最も混雑します。

ゆったり楽しみたい方は、早めの時間に到着するか平日を選ぶのがおすすめです。

 

筑波山ケーブルカー&ロープウェイか【公式サイト】

 

 

まとめ

筑波山の紅葉は、鮮やかな色彩と自然の雄大さが融合した関東屈指の秋の名所です。

ケーブルカーやロープウェイ、ライトアップイベントを活用すれば、昼も夜も異なる美しさを体験できます。

見頃は例年11月上旬から下旬にかけて。

混雑を避けたい方は平日や早朝の訪問がおすすめです。

 

山頂や神社、スカイライン沿いなど、多彩なビュースポットを巡って、自分だけの紅葉風景を見つけてみてください。

秋の思い出作りに、ぜひ2025年の筑波山紅葉を訪れてみてはいかがでしょうか。

-花・木