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【恵方巻き】途中で醤油をつけるのはOK?

節分の日に楽しむ恵方巻き。

その年の恵方と呼ばれる方角を向き、無言で一気に食べるという独特のスタイルが知られています。

しかし、恵方巻きといえば醤油をつけたくなるもの。

食べている途中に醤油をつけても問題ないのでしょうか?

ここでは、恵方巻きを食べる際のポイントについて詳しく見ていきます。

 

途中で醤油をつけてOK?

恵方巻きといえば寿司の一種なので、醤油をつけたくなる方も多いですよね。

ただ、食べている途中で醤油をつけるのはどうなのでしょう?

 

途中で醤油をつけるのはNG

厳密に言えば、恵方巻きを食べる際には「口を離さず」「恵方を向いて一気に食べる」ことが基本の作法です。

そのため、途中で醤油をつけるには下を向いたり口を離したりする必要があり、この伝統的な作法に反してしまいます。

食べる前に一度だけ醤油をつけるのが推奨される方法です。

 

工夫して美味しく食べるコツ

ただし、食べ方に厳格なルールがあるわけではありません。

心配な方は以下のような工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか

・具材に事前に味をつける:かんぴょうや卵焼きなどに甘辛い味付けをしておけば、醤油なしでも美味しくいただけます。

・小さめに作る:恵方巻きを少し小さく作れば、一気に食べやすくなり、醤油を追加したくなる心配も減ります。

 

「目を閉じて食べる」「笑顔で食べる」など、恵方巻きの食べ方には地域や家庭によってさまざまな説があります。

節分の縁起を担ぐことが大切なので、自分たちのやり方で楽しむのが一番です。

 

 

恵方巻きの基本的な食べ方

恵方巻きは節分の日に食べる太巻き寿司の一種です。

この風習が全国的に広まったのは比較的最近のこと。

もともとは関西地方の限られた文化でしたが、2000年代以降、コンビニやスーパーの販売促進により全国的なイベントになりました。

習慣としてはまだ新しいため、食べ方に関して疑問を持つ人も多いようです。

まずは基本的なルールをおさらいしてみましょう。

 

1. 恵方を向いて食べる

その年の恵方とは「歳徳神」が宿る方角のことです。

この方角は毎年変わり、縁起の良い方向とされています。

食べる際はその方向を向くことで福を呼び込むといわれます。

ちなみに、2025年の恵方は「やや西寄りの西南西」です。


2. 1本丸ごと切らずに食べる

恵方巻きは縁起を担ぐ食べ物のため、切らずにそのまま食べるのが正しいとされています。

切ることで「縁を切る」「運が途切れる」といった意味合いがあるため、丸ごと食べるのが良いとされています。


3. 無言で食べきる

食べている間は何も話さず、願い事を心に思いながら黙々と食べるのが伝統的なスタイルです。

話してしまうと福が逃げるといわれているため、会話は食べ終わった後に楽しむようにしましょう。

 

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まとめ

恵方巻きの食べ方についてご紹介しました。節分は邪気を払い、健康と幸せを祈る日です。

恵方巻きもその一環として、自分たちに合った方法で楽しんでみてください。

味付き具材を取り入れることで、醤油を気にせず美味しく食べきることもできますよ。

今年の節分も、家族や友人と一緒に楽しい時間を過ごしてください。

 

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