関東のお正月の風物詩といえば、東京・大手町をスタートし、箱根でゴールする往路と、箱根から再び大手町へ戻る復路を2日間で競う「箱根駅伝」です。
毎年多くの観客が訪れます。
中でも特に人気が高い観戦スポットは、復路の大手町ゴールと、往路の芦ノ湖ゴールです。
どちらも駅伝の醍醐味を存分に味わえる場所です。
ここでは、復路ゴール地点である大手町エリアで、混雑を避けつつ楽しめる穴場の観戦スポット、何時頃行くのが良いのかなどを詳しく紹介します。
箱根駅伝復路のゴール地点
復路のゴール地点は東京・大手町にある読売新聞本社前です。
この場所では、総合優勝が決定する瞬間や、翌年のシード権をめぐる激しい争いを間近で観られるのが魅力です。
出身校や応援しているチームがゴールに迫る場面を直接見ることができるのは、特別な体験です。
さらに、ゴール後には優勝チームの歓喜や監督の胴上げなど、テレビ中継では映らないシーンもたくさん見られるのが現地観戦の醍醐味です。
熱気と臨場感を体感できるのは、現場ならではの魅力です。
復路ゴール地点へのアクセス方法
ゴール地点の最寄り駅は「大手町駅」です。
以下の地下鉄路線からアクセスが可能です
・東京メトロ千代田線、半蔵門線
・都営地下鉄三田線
これらの路線を利用すると、地上出口のE1、E2がゴール地点に最も近いですが、混雑や封鎖が予想されるため注意が必要です。
また、東京メトロ丸ノ内線や東西線を利用しても大手町駅へアクセス可能です。
さらに、東京駅から徒歩でも向かえます。
-注意点-
大手町駅は複数路線が乗り入れる広い駅構内が特徴です。
路線によって出口までの移動時間が異なるため、時間に余裕を持った計画がおすすめです。
地方から来られる方や普段地下鉄に慣れていない方は、早めに移動を開始すると安心です。
ゴールの時間帯
トップの選手が大手町にゴールするのは、13時20分~13時30分頃です。
総合優勝を目の前で見届けられるのは貴重な体験です。
また、シード権を争うチームが続々とゴールに向かう場面では、待ち構える監督やチームメンバーの緊張感がその場にいる観客にも伝わってきます。
テレビでは映らない現地でしか味わえないシーンが数多くあります。
手旗の配布
ゴール付近の地下鉄出口付近では、12時頃から手旗が配布されます。
大学の旗を振る場合、事前に振れる場所を確認しておくと安心です。
ゴール付近では大学ごとの旗は振れないので注意が必要です。
大手町での観戦を計画している方は、早朝から場所を確保するか、少し離れた穴場を狙って、快適に観戦を楽しんでください!
箱根駅伝復路ゴール観戦の混雑状況
箱根駅伝は毎年1月2日と3日の2日間にわたり、総距離約217キロメートルで開催されます。
観戦スポットは東京から箱根まで多岐にわたりますが、特に復路のゴール地点である大手町は非常に人気の高いエリアです。
ゴールが近づくにつれ、多くの観戦者が集まり大変混雑します。
では、具体的にどの程度混むのか、何時頃に行けば良いのかを詳しく解説します。
復路ゴール地点の混雑状況
箱根駅伝の最終ゴールで総合優勝が決まる大手町には、毎年多くの観客が訪れます。
その混雑具合は「満員電車並み」と言われるほど。
ゴール地点付近で良い観戦スポットを確保したい場合、1時間前の到着では遅すぎるのが現実です。
特に地下鉄E1、E2出口付近のエリアは、すでに観戦者が何重にも並んでいる状況となります。
ポイント&注意事項
ゴールが見える位置に立つには、最低でも3列目以内が理想。
ゴール1時間前(12時半頃)に到着した場合、見えたら運が良い程度と考えましょう。
しっかりと選手の姿を観るためには、朝早く到着することが必須です。
確実にゴールが見える場所を確保するなら、朝7時頃までに到着するのが目安です。
-注意事項-
荷物やテープを使っての場所取りは通用しません。
トイレなどで一旦その場を離れると、戻ってきた時にはすでに場所がなくなっている可能性が高いです。
朝早くから長時間待つ覚悟が必要です。
もし、昼頃に到着する場合は、ゴールが見えるエリアに入ること自体が難しいと考えた方が良いでしょう。
大手町で復路ゴールの観戦を考えている方は、早朝からの行動が鍵です。
12時半に到着では、ゴールが見える場所を確保するのはほぼ不可能といえます。
復路大手町ゴール穴場の観戦スポット
復路のゴール地点である大手町周辺で、穴場スポットがあるのかを調べてみました。
結論:ゴールが見える「穴場スポット」はほぼ存在しない。
ゴールは限られた場所にあり、その直前の曲がり角からも見えないため、ゴール付近は非常に競争率が高いのが現実です。
ただし、ゴールそのものではなく、ゴールに近い場所で観戦する穴場はいくつか見つかりましたので、以下でご紹介します。
ここなら選手のラストスパートを間近で楽しめるかもしれません!
JRの高架下付近
大手町から日本橋方面に向かった、JRの高架下付近でゴールから約500メートルの地点。
ゴール1時間前でも、最前列は埋まっているものの2列目は確保可能。
東洋経済ビル前
JRの高架下付近から少し離れた場所で選手のラストスパートが間近で見られる穴場です。
ゴール1時間前でも余裕を持って最前列を確保可能。
日本橋の橋上
ゴールからさらに離れますが、テレビ中継に映り込むことが多いポイントとしても知られています。
1時間前で2列目に入れる可能性が高い。
まとめ
箱根駅伝は、日本を代表する伝統的な大学駅伝で、関東地方の大学チームが競い合う、熱いドラマが繰り広げられる大会です。
コースは東京・大手町の都市部から始まり、箱根の坂道を含む多彩な地形を駆け抜けます。
そのため、どの区間にも見どころが多く、沿道では熱心な観戦者が途切れることがありません。
ここでは、復路のゴール地点である大手町について、穴場の観戦スポットや混雑の状況、を中心に紹介しました。
ぜひ観戦計画にお役立てください。
こちらもCHECK
-
【箱根駅伝】駅近で観戦しやすい穴場スポット
箱根駅伝で、駅から徒歩圏内にもかかわらず比較的人混みが少なく、快適に観戦できる穴場スポットを各区間ごとに紹介します。 混雑を避けて、しっかりとレースを楽しむために、視界を妨げられる心配が少ない穴場スポ ...
続きを見る