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【箱根駅伝2区】鶴見~戸塚中継所|観戦スポット・アクセス・特徴

毎年全国から注目が集まる箱根駅伝は2026年も1月2日、3日に開催されます。

箱根駅伝の中でも、特に「主役級のランナー」が集中する区間が2区です。

各大学がエースカードを切るこの区間は、外国人留学生の登場も多く、大逆転や大波乱が生まれるドラマ性の高いステージとして毎年注目を集めています。

本記事では、横浜市の鶴見中継所から戸塚中継所まで続く23.1kmのコースを、難所、観戦スポット、歴代記録等を徹底解説します。

 

 

【2区コース詳細】鶴見〜戸塚中継所(23.1km)

2区は箱根駅伝の全10区間の中で最も距離が長く、ランナーにはスピードだけでなく持久力・戦術眼・メンタルの強さが求められます。

チーム順位を押し上げる「攻めの走り」も、前の差を最小限に抑える「つなぎの走り」もできる、まさに真の実力者が担う区間です。

 

スタート地点:鶴見中継所

1区のランナーからたすきを受け取る鶴見中継所は、毎年多くの観戦者が訪れる場所。

選手同士の緊迫した“たすき渡し”の瞬間は、箱根駅伝ならではの感動シーンとして人気です。

  • 通過時間:9:00~9:05頃
  • アクセス:京急本線「鶴見市場駅」から徒歩5分

 

2区の難所

23.1kmの中には、レース展開を大きく左右する2つの難所が待ち構えます。

どちらも選手の脚力と粘りが試される名物ポイントです。

 

① 権太坂(約14km地点)

2区の中でも最も名前が知られる難所がこの権太坂。

長く続く上り坂は、一度ペースを乱すと後半の走りに影響が出るため、エースでも慎重な判断が求められます。

 

② 戸塚の壁(残り3km地点)

後半に最大の試練として立ちはだかるのがこの急坂。

疲労がピークに達するタイミングで現れるため、ここをどう越えるかが勝負を決定づけます。

 

ゴール地点:戸塚中継所

次の3区にたすきをつなぐ場所。

名門校の応援団や一般観戦者で非常に混雑するため、見に行く場合は時間に余裕をもって移動するのがおすすめです。

  • 通過時間:10:05~10:10頃
  • アクセス:JR・市営地下鉄「戸塚駅」から徒歩約30分

 

 

【観戦スポット】混雑を避けたい人向けの穴場

2区はエースが走るため沿道には非常に多くのファンが集まります。

しかし、少し視点を変えることで快適に観戦できる場所もあります。

 

権太坂

上りの中腹から山頂付近は比較的スペースがあり、選手が苦しい表情で坂を駆け上がる姿をじっくり観戦できます。

視界が開けているため、遠くから登ってくるランナーの様子も捉えやすいのが魅力。

・アクセス:横浜市営バスの利用が便利。保土ヶ谷エリアから向かう路線を活用するとスムーズです。

 

 

歴代記録

2区は「1時間6分台」で走れるかどうかが一流選手の基準といわれるほどの超高速区間。

中でも1時間5分台は歴史に残る快挙です。

 

【歴代記録】

順位 タイム 選手名 所属
1位 1:05:31 R. エティーリ 東京国際大2年 2025
2位 1:05:43 吉田 響 創価大4年 2025
3位 1:05:44 黒田 朝日 青山学院大3年 2025
4位 1:05:49 Y.ヴィンセント 東京国際大2年 2021
5位 1:05:57 相澤晃 東洋大4年 2020

 

- 2023年の激戦も話題に-
2023年大会では、駒澤大学・田澤選手、中央大学・吉居選手、青山学院大学・近藤選手による白熱のせめぎ合いが大きく注目されました。
最後まで順位が揺れ動く展開は、まさに「2区らしい名勝負」として語り継がれています。

 

 

まとめ

箱根駅伝2区は、チームの流れを決める最重要区間であり、各校の総力が試される舞台です。

難所が多く、距離も長いため、選手の個性が強く現れるのも魅力の一つ。

2026年も例年以上の名勝負が生まれることは間違いありません。

ぜひ沿道やテレビでエールを送りましょう。

 

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