正月の恒例行事として毎年多くの人々を惹きつける箱根駅伝。
2026年第102回大会も例年通り1月2日・3日に行われ、国道1号線を舞台に各大学のランナーたちが熱い戦いを繰り広げます。
本記事では、2026年箱根駅伝のスタート時間とゴール予想時刻、さらに1区〜10区の各区間の地点別通過時間の目安を詳しくまとめました。
テレビ観戦はもちろん、沿道で応援する方にとって「選手がいつ通過するのか」や「どの地点で待機すればよいのか」は非常に重要なポイントです。
応援計画を立てる際の参考にぜひご利用ください。
箱根駅伝・往路(1月2日)|スタート~ゴール予想時刻

2026年大会も例年通り1月2日に往路が行われ、国道1号線を舞台に各大学のランナーたちが熱い戦いを繰り広げます。
往路は1区から5区までの計5区間で構成され、各区間が大きく特徴を持っているため、区間ごとのタイム差や戦略がレース展開に大きく影響します。
【2026年・箱根駅伝「往路」基本情報】
| 開催日 | 2026年1月2日 |
| スタート地点 | 読売新聞社前(東京都千代田区大手町) |
| ゴール地点 | 箱根芦ノ湖駐車場入口 |
| スタート時刻 | 8:00 |
| ゴール予想時刻 | 13:21前後 |
| 総距離 | 約107.5km(第102回大会) |
ここからは、現地応援やテレビ観戦のタイミング調整に役立つ、区間別の予想通過時間を詳しく見ていきましょう。
【1区】読売新聞社前(スタート) → 鶴見中継所
往路の幕開けとなる1区は、大手町をスタートし鶴見中継所へ向かう約21.3km。
各校のスピードランナーが揃う区間で、序盤の流れを決める重要なパートです。
| 予想通過時刻 | 地点 |
|---|---|
| 8:00 | 読売新聞社前(スタート) |
| 8:08頃 | 芝郵便局前 |
| 8:21頃 | 品川駅前 |
| 8:44頃 | 京急蒲田踏切跡 |
| 8:52頃 | 六郷橋 |
| 9:00頃 | 鶴見中継所 |
都心部ということもあり観戦者が多い区間ですが、交通規制も広く行われるため、現地応援の際は時間と場所の事前確認が必須です。
【2区】鶴見中継所 → 戸塚中継所
「花の2区」と呼ばれるこの区間は、距離が長くアップダウンも多いため、各校がエースを投入する激戦区。
レースが大きく動くのもこの区間です。
| 予想通過時刻 | 地点 |
|---|---|
| 9:00頃 | 鶴見中継所 |
| 9:18頃 | 神奈川区 新町歩道橋 |
| 9:34頃 | 保土ヶ谷駅前 |
| 9:41頃 | 保土ヶ谷駅前(2回目の通過) |
| 9:55頃 | 不動坂交差点 |
| 10:07頃 | 戸塚中継所 |
距離の長さに加え交通網の要所を通過するため、沿道応援はやや混雑する傾向があります。
応援ポイントは早めの到着がおすすめです。
【3区】戸塚中継所 → 平塚中継所
3区は海沿いの風がレースに影響しやすく、選手のコンディションや天候によってタイム差が生まれやすい区間です。
景観が美しいことでも知られています。
| 予想通過時刻 | 地点 |
|---|---|
| 10:07頃 | 戸塚中継所 |
| 10:24頃 | 藤沢橋交差点 |
| 10:30頃 | 藤沢警察署前 |
| 10:42頃 | 浜須賀歩道橋 |
| 10:58頃 | 湘南大橋 |
| 11:09頃 | 平塚中継所 |
海沿いの強風は選手の体力を奪うこともあり、順位変動が起こりやすい区間としてファンからも注目されています。
【4区】平塚中継所 → 小田原中継所
比較的アップダウンの少ない区間ですが、後半にかけて徐々にリズムを崩しやすく、実は難易度の高いパート。
レースの流れを安定させる役目を担う選手が多く配置されます。
| 予想通過時刻 | 地点 |
|---|---|
| 11:09頃 | 平塚中継所 |
| 11:13頃 | 大磯駅入口 歩道橋 |
| 11:23頃 | 大磯警察署前 |
| 11:44頃 | 国府津駅前 |
| 11:53頃 | 連歌橋交差点 |
| 12:10頃 | 小田原中継所 |
4区は往路後半の重要なつなぎ役で、ここでタイムを整えることが5区の山登りに大きく影響します。
【5区】小田原中継所 → 芦ノ湖駐車場入口
往路最大の難所である山登り区間。
標高差800m超の過酷なコースを駆け上がり、芦ノ湖へ到達する選手たちの走りは毎年大きな感動を呼びます。
| 予想通過時刻 | 地点 |
|---|---|
| 12:10頃 | 小田原中継所 |
| 12:20頃 | 箱根湯本駅前 |
| 12:32頃 | 大平台ヘアピンカーブ |
| 12:50頃 | 箱根小涌園前 |
| 13:05頃 | 芦之湯 |
| 13:21頃 | 芦ノ湖駐車場入口(ゴール) |
5区は標高や気温差の影響が大きく、選手の調子や走り方によって大きな差が出やすい区間。
観戦する際も気温が低いので防寒対策は必須です。
箱根駅伝・復路(1月3日)|芦ノ湖~ゴール予想時刻

箱根駅伝の後半戦にあたる「復路」は、チームの総合順位を大きく左右する注目のパートです。
2026年の復路は1月3日に開催され、スタートは箱根・芦ノ湖の静かな湖畔から。
箱根路を一気に下り、小田原・平塚・藤沢・横浜を経由して都心へと向かう全109.6kmのタフなコースとなっています。
ここでは、各区間のスタートから予想通過時間、主なポイントまで、応援に役立つ情報をより分かりやすく整理してご紹介します。
【2026年・箱根駅伝「復路」基本情報】
| 開催日 | 2026年1月3日 |
| スタート地点 | 箱根芦ノ湖駐車場入口 |
| ゴール地点 | 読売新聞社前(東京都千代田区大手町) |
| スタート時刻 | 8:00 |
| ゴール予想時刻 | 13:21前後 |
| 総距離 | 約109.6km(第102回大会) |
復路は6区から10区までの構成で、山下り・海沿いの直線・市街地のアップダウンなど、多彩な地形が選手を迎えます。
現地応援やテレビ観戦のタイミング調整に役立つ、区間別の予想通過時間を詳しく見ていきましょう。
【6区】芦ノ湖駐車場入口 → 小田原中継所
復路のスタートである6区は、有名な「山下り」。
標高差を一気に駆け下りるスピード区間で、各校の“下りスペシャリスト”が活躍する見どころ満載のパートです。
| 予想通過時間 | 地点 |
|---|---|
| 8:00 | 箱根芦ノ湖駐車場入口(スタート) |
| 8:15頃 | 芦之湯 |
| 8:26頃 | 箱根小涌園前 |
| 8:37頃 | 大平台ヘアピンカーブ |
| 8:48頃 | 箱根湯本駅前 |
| 8:57頃 | 小田原中継所 |
【7区】小田原中継所 → 平塚中継所
7区は海風を受けながら国道1号をひた走るパート。
ペースメイクが重要で、チームの勢いを取り戻す“リカバリー区間”としても知られています。
| 予想通過時間 | 地点 |
|---|---|
| 8:57頃 | 小田原中継所 |
| 9:15頃 | 連歌橋交差点 |
| 9:25頃 | 国府津駅前 |
| 9:44頃 | 大磯警察署前 |
| 9:55頃 | 大磯駅入口歩道橋 |
| 10:00頃 | 平塚中継所 |
【8区】平塚中継所 → 戸塚中継所
太平洋沿いの景色が広がる区間で、路面状況や風の影響を読みながらのレース運びが鍵となります。
後半の緩やかな上りが地味に脚を削るため、各校の戦略が明確に表れやすい区間です。
| 予想通過時間 | 地点 |
|---|---|
| 10:00頃 | 平塚中継所 |
| 10:10頃 | 湘南大橋 |
| 10:28頃 | 浜須賀歩道橋 |
| 10:40頃 | 藤沢警察署前 |
| 10:46頃 | 藤沢橋交差点 |
| 11:04頃 | 戸塚中継所 |
【9区】戸塚中継所 → 鶴見中継所
復路の“勝負区間”として名高いのが9区。
名物・権太坂をはじめアップダウンが多く、総合順位が大きく動きやすいことで知られています。
ここで流れが決まると言っても過言ではありません。
| 予想通過時間 | 地点 |
|---|---|
| 11:04頃 | 戸塚中継所 |
| 11:15頃 | 不動坂交差点 |
| 11:29頃 | 権太坂上信号 |
| 11:38頃 | 保土ヶ谷駅前 |
| 11:56頃 | 神奈川区新町歩道橋 |
| 12:13頃 | 鶴見中継所 |
【10区】鶴見中継所 → 読売新聞社前(ゴール)
最終10区は、都心を駆け抜け大手町へと向かうラストラン。
各校のエース級が投入されることも多く、わずかな差が劇的な逆転劇につながることもしばしばです。
沿道の声援が最も多い区間でもあり、選手にとってはまさに“歓喜のゴール”へ続く道のりとなります。
| 予想通過時間 | 地点 |
|---|---|
| 12:13頃 | 鶴見中継所 |
| 12:22頃 | 六郷橋 |
| 12:30頃 | 京急蒲田踏切跡 |
| 12:53頃 | 品川駅前 |
| 13:01頃 | 田町駅前 |
| 13:18頃 | 日本橋 |
| 13:21頃 | 読売新聞社前(ゴール) |
まとめ
2026年の箱根駅伝は、往路・復路ともに8:00スタート、ゴールは13時台というスケジュールとなっており、全体の流れを把握しておくことで、テレビ観戦はもちろん、現地応援でも非常にスムーズに動けます。
区間ごとの特性を知っておくと、選手たちがどのような戦略で挑んでいるのか理解が深まり、観戦が一層楽しくなるはずです。
箱根駅伝は、年始の風物詩として日本中を熱くする伝統行事。
今年も選手一人ひとりの走りに注目しながら、感動のドラマを見届けましょう。