都心にありながら、四季の移ろいと静寂を感じられる名勝「六義園」。
江戸の風情を残すこの庭園は、秋になると紅葉が庭全体を染め上げ、まるで一幅の絵のような世界へと変わります。
本記事では、2025年の紅葉の見頃・ライトアップ・アクセス・料金など、六義園の紅葉を最大限楽しむための情報を詳しくお届けします。
六義園の紅葉【2025】基本情報
【基本情報】
| スポット名 | 六義園(りくぎえん) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都文京区本駒込6-16-3 |
| 色づき始め | 11月中旬頃 |
| 紅葉の見頃 | 11月下旬〜12月中旬(気象条件により前後あり) |
| 紅葉する木の種類 | イロハカエデ、ドウダンツツジ、イチョウなど約560本 |
| ライトアップ | あり(2025年11月28日(金)~12月9日(火)予定) |
| 料金 | 一般300円、65歳以上150円、小学生以下・都内中学生無料。夜間特別観賞1,000〜1,200円 |
| 開園時間 | 9:00〜17:00(最終入園16:30)/夜間特別観賞 18:00〜20:30(最終入園19:30) |
| 休園日 | 12月29日〜1月1日 |
| 関連サイト | 六義園|公園へ行こう! |
六義園は国の特別名勝にも指定される回遊式築山泉水庭園。
都内では珍しく、喧騒を離れて落ち着いた紅葉狩りが楽しめる貴重な場所です。
六義園 六義園は江戸時代中期、五代将軍・徳川綱吉の側用人であった柳沢吉保によって造られた大名庭園です。
「和歌の庭」と呼ばれ、古典和歌に詠まれる景観をモチーフにした風雅な造りが特徴です。
池を中心に築山や園路がめぐる回遊式築山泉水庭園で、歩くたびに視界が変化し、四季折々の自然を感じられます。
六義園の紅葉【2025】 見頃

2025年の六義園の紅葉は、例年通り11月下旬〜12月中旬がピークと予想されています。
ウエザーニュースによると、最も美しい見頃は12月5日頃、落葉は12月20日頃から始まる見込みです。
園内ではイロハモミジやドウダンツツジが鮮やかに染まり、日差しを受けて輝く姿はまさに秋の芸術。
朝の柔らかな光に包まれる時間帯は特におすすめで、観光客も少なく、静かに自然を感じられます。
池に映る紅葉や水面を漂う落ち葉など、どこを切り取っても絵になる風景が広がっています。
紅葉の時期の六義園は、都内でも特に人気が高く、特にライトアップ期間中の週末は入場待ちの行列ができることもあります。
混雑回避のポイント
- 狙い目: 平日の開園直後(9:00〜10:00)
- 入場口: 染井門よりも正門の方が比較的スムーズ
- 夜間観賞: 日没直後よりも20時前が落ち着いて観賞可能
特に朝の時間帯は空気が澄み、庭園の静けさの中でゆっくりと紅葉を楽しめます。
ライトアップを鑑賞する場合は、混雑を避けるために少し早めに入園するのがポイントです。
ライトアップ情報|夜間特別観賞

六義園の紅葉を語るうえで外せないのが、毎年恒例の「夜間特別観賞(ライトアップ)」です。
昼間の穏やかな雰囲気とは一変し、夜の紅葉は幽玄で幻想的。
光と影が織りなす美しい世界が広がります。
開催期間:2025年11月28日(金)~12月9日(火)
時間:18:00~20:30(最終入園19:30)
夜間特別鑑賞券:中学生以上1,200円(前売券1,000円)、小学生以下無料
池の周辺「水香江(すいこうのえ)」では霧とライトが織りなす幻想的な演出、白壁の土蔵には映像投影が行われ、伝統美とデジタルアートが融合した夜の紅葉が楽しめます。
水面に映る紅葉の影は、息を呑むほどの美しさです。
アクセス・駐車場情報

紅葉シーズンは周辺道路が混雑しやすいため、電車での来園がおすすめです。
アクセス
- JR山手線・東京メトロ南北線「駒込駅」より徒歩約7分
- 都営三田線「千石駅」より徒歩約10分
駅から園までの道のりは落ち着いた住宅街。
秋風に包まれながら歩くと、都会の中にある「別世界」へ導かれるような感覚を味わえます。
駐車場情報
六義園には専用駐車場はありません。
そのため、車で訪れる場合は周辺のコインパーキングまたは予約制駐車場を利用しましょう。
まとめ
六義園の紅葉は、11月下旬〜12月中旬がベストシーズン。
朝は穏やかな自然美、夜はライトアップで幻想的な紅葉が楽しめます。
都会にいながら非日常を味わえる六義園は、秋の東京を代表する紅葉スポットです。
ポイント
- 🍁 見頃: 11月下旬〜12月中旬
- 🌃 ライトアップ: 11月28日(金)〜12月9日(火)開催予定
- 🚶♀️ アクセス: 駒込駅・千石駅から徒歩圏内
- 💴 料金: 一般300円/夜間特別観賞は1,000〜1,200円
静寂に包まれた庭園で、紅葉とともに移りゆく季節を感じる――それが六義園の秋の醍醐味です。
2025年の秋は、ぜひこの特別な空間で心に残る紅葉時間を過ごしてみてください。
